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ピクセル領域ツールの作成

この例では、別の Figure ウィンドウにピクセル領域ツールを作成し、既存の Figure ウィンドウに組み込む方法を説明します。

別の Figure ウィンドウへのピクセル領域ツールの作成

イメージをワークスペースに読み取ります。

I = imread("pout.tif");

イメージを Figure ウィンドウに表示します。ターゲット イメージ himage のハンドルを返します。

himage = imshow('pout.tif');

別のウィンドウにピクセル領域ツールを作成するには、関数 impixelregion を使用します。

hpixreg = impixelregion(himage);

既存の Figure へのピクセル領域ツールの組み込み

新しい Figure ウィンドウを作成して、figure のハンドルを返します。

fig = figure;

axes を作成して、axes 内でターゲット イメージを表示します。

ax = axes;
img = imshow(I);

ターゲット イメージと同じ Figure にピクセル領域ツールを作成するには、関数 impixelregionpanel を使用します。ターゲット イメージの親 Figure である fig をピクセル領域ツールの親として指定します。

pixregionobj = impixelregionpanel(fig,img);

ピクセル領域ツールが重なって表示され、元のイメージが表示されなくなります。イメージとツールの両方を表示するには、それらが重ならないように位置を移動させます。

set(ax,'Units','normalized','Position',[0 .5 1 .5]);
set(pixregionobj,'Units','normalized','Position',[0 .04 1 .4]);

参考

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