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MATLAB から生成された HDL コードの自動検証

自動検証機能は、HDL ワークフロー アドバイザーを使用して、HDL コシミュレーションのワークフローの一部として検証を統合します。このワークフローでは、MATLAB® は HDL 協調シミュレーション用のテストベンチを生成します。このテスト ベンチは、生成された HDL DUT 出力 (生成された hdlverifier.HDLCosimulation System object™ から) を元の MATLAB 関数出力と比較します。このステップでは、このテストベンチが自動的に実行され、合格/不合格情報が返されます。HDL DUT の出力がテストベンチの元の MATLAB 関数の出力と一致する場合、テストは合格です。

この機能には、HDL Coder™ および HDL Verifier™ ライセンスが必要です。

  1. MATLAB HDL ワークフロー アドバイザーを起動します。

  2. 左側のペインで HDL Verification を展開し、 Verify with Cosimulation をクリックします。

  3. [HDL テスト ベンチを生成] を選択して、MATLAB テスト スクリプトから HDL テスト ベンチ コードを生成するように HDL Coder に指示します (オプション)。

  4. リファレンス設計関数および HDL シミュレーターの出力を記録およびプロットする場合は、[比較プロットに出力を記録] を選択します (オプション)。

  5. Cosimulation tool の場合、コシミュレーションに使用する HDL シミュレータとして Mentor Graphics ModelSim、Cadence Incisive、または Xilinx Vivado Simulator を選択します。

  6. [コシミュレーションにおける HDL シミュレーターの実行モード] で、非対話型シミュレーション用の [バッチ] モードを選択します。波形を表示するには、GUI モードを選択します (Vivado® とのコシミュレーションでは使用できません)。

  7. [生成されたコシミュレーション テスト ベンチをシミュレート] を選択して、コシミュレーション テスト ベンチで生成された HDL コードを自動的に検証します。

  8. Advanced Options の場合は、次の表の説明に従ってオプション パラメータを選択して設定します。

    パラメーター説明
    クロック High 時間 (ns)クロックが High の時間をナノ秒単位で指定します。
    クロック Low 時間 (ns)クロックが Low の時間をナノ秒単位で指定します。
    ホールド時間 (ns)入力信号とリセット信号生成のホールド時間を指定します。
    クロック イネーブル信号の遅延時間 (クロック サイクル単位)リセットのデアサーションとクロック イネーブルのアサーションの間の時間をクロックサイクル単位で指定します。
    リセット信号の長さ (クロック サイクル単位)リセットのアサーションとデアサーションの間の時間をクロック サイクル単位で指定します。

  9. コシミュレーションで検証しない場合は、オプションで [この手順をスキップ] を選択します。

  10. [実行] をクリックします。

    バッチ モードを選択した場合、コマンド ウィンドウが表示され、HDL シミュレーターが起動してコシミュレーションが実行されます。このウィンドウはプログラムによって閉じられます。GUI モードを選択した場合は、HDL シミュレーターが開き、シミュレーション後も開いたままになるので、波形やその他の信号データを確認できます。

    エラーがある場合は、メッセージ ペインにエラーに関するメッセージが表示されます。エラーを修正し、Run をクリックします。