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matlabtbeval

インスタンス化されたHDLモジュールの代わりにMATLAB関数を1回だけすぐに呼び出します。

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構文

matlabtbeval instance

matlabtbeval instance -mfunc function_name

matlabtbeval instance -socket tcp_spec

説明

例

メモ

このコマンドは、MATLAB^® ではなく HDL シミュレーターに入力します。このコマンドは、HDL シミュレータが MATLAB ライブラリをロードした後にのみ使用できます。

matlabtbeval instance は次のアクションを実行します:

HDL Verifier™ の HDL シミュレータクライアントコンポーネントを起動します。
HDL シミュレータで作成された HDL デザインの指定されたインスタンスを MATLAB 関数に関連付けます。
指定されたモジュールインスタンスに代わって、指定された MATLAB 関数を 1 回だけ直ちに実行します。

メモ

matlabtbeval コマンドは MATLAB 関数を直ちに実行しますが、matlabtb コマンドは MATLAB 関数の実行をスケジュールするためのオプションを提供します。

例

matlabtbeval instance -mfunc function_name は、HDL インスタンスを function_name で指定された MATLAB 関数に関連付けます。

例

matlabtbeval instance -socket tcp_spec は、伝送制御プロトコル (TCP) ソケットを介して MATLAB 関数との通信リンクを確立します。

例

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`myfirfilter`に接続して実行

リンクソフトウェアの HDL シミュレータクライアントコンポーネントを起動し、モジュール myfirfilter のインスタンスを関数 myfirfilter.m に関連付け、TCP/IP ポート 4449 へのローカル TCP/IP ソケットベースの通信リンクを使用して関数 myfirfilter.m を実行します。

 hdlsim> matlabtbeval myfirfilter -socket 4449:

入力引数

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`instance` — HDLモジュールのインスタンス
文字ベクトル | string スカラー

MATLAB 関数に関連付けられた HDL モジュールのインスタンス。HDL モジュールインスタンスを示す文字ベクトルまたは文字列スカラーとして指定されます。デフォルトでは、matlabtbeval コマンドはインスタンスを、インスタンスと同じ名前を持つ MATLAB 関数に関連付けます。たとえば、インスタンスが myfirfilter の場合、matlabtbeval はインスタンスを MATLAB 関数 myfirfilter に関連付けます。このコマンドは階層名を無視します。たとえば、インスタンスが top.myfirfilter の場合、matlabtbeval コマンドは myfirfilter のみを MATLAB 関数に関連付けます。指定されたインスタンスをインスタンス名とは異なる MATLAB 関数に関連付けるには、function_name 入力を使用します。

メモ

MATLAB 関数にすでに関連付けられている HDL モジュールのインスタンスを指定すると (matlabcp または matlabtb 経由)、新しい関連付けによって既存の関連付けが上書きされます。

データ型: char | string

`function_name` — HDLインスタンスに関連付けるMATLAB関数の名前
文字ベクトル | string スカラー

HDL インスタンスに関連付ける MATLAB 関数の名前。文字ベクトルと文字列スカラーとして指定されます。この引数を省略すると、matlabtbeval はインスタンスを instance 入力と同じ名前を持つ MATLAB 関数に関連付けます。この引数を省略し、matlabtbeval が instance と同じ名前の MATLAB 関数を見つけられない場合、コマンドはエラーメッセージを表示します。

データ型: char | string

`tcp_spec` — TCP/IPソケット通信
TCP/IP ポート番号 | TCP/IP サービス名 | インターネットアドレス

HDL シミュレータと MATLAB 間のリンクの TCP/IP ソケット通信。TCP/IP ポート番号、TCP/IP サービス名、またはインターネットアドレスとして指定されます。MATLAB サーバーがリモートホスト上で実行されている場合は、リモートホストの名前またはインターネットアドレスも指定する必要があります。この引数を省略すると、matlabtbeval は共有メモリ通信を使用します。

TCP/IP ソケットポートの選択の詳細については、TCP/IP ソケットポートを参照してください。

メモ

matlabtbeval コマンドで指定する通信モードは、hdldaemon コマンドを呼び出して MATLAB サーバーを起動するときに指定する通信モードと一致する必要があります。通信モードの詳細については、HDLコシミュレーションのための通信を参照してください。通信リンクの MATLAB 側の確立の詳細については、MATLABからHDLシミュレータを起動しますを参照してください。

例: -ソケット4040