unitquantize

eps が +1 以内の数値を除く quantizer オブジェクトを使用した数値データの量子化

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構文

y = unitquantize(q,x)
[y1,y2,…] = unitquantize(q,x1,x2,…)

説明

y = unitquantize(q,x) は、quantizer オブジェクト q を使用して x の数値データを量子化します。unitquantize は、eps(q) が +1 以内の数値が +1 と厳密に等しくなることを除き、quantize と同様に機能します。

[y1,y2,…] = unitquantize(q,x1,x2,…) は、y1 = unitquantize(q,x1), y2 = unitquantize(q,x2), … などと等価です。

例

例

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unitquantize で quantizer オブジェクトを使用してデータを量子化します。

x = (0.8:.1:1.2)';
q = quantizer('fixed','floor','saturate',[4 3]);
y = unitquantize(q,x);
z = [x y]
e = eps(q)
z =

    0.8000    0.7500
    0.9000    1.0000
    1.0000    1.0000
    1.1000    1.0000
    1.2000    1.0000


e =

    0.1250

unitquantize は、eps が +1 以内の数値を除いて x の要素を量子化します。

x = [1 pi/4];
q = quantizer([8,7])

y1 = quantize(q,x)
y2 = unitquantize(q,x)
q =


        DataMode = fixed
       RoundMode = floor
    OverflowMode = saturate
          Format = [8  7]



Warning: 1 overflow(s) occurred in the fi quantize operation. 

y1 =

    0.9922    0.7812


y2 =

    1.0000    0.7812

入力引数

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量子化に使用するデータ型プロパティ。quantizer オブジェクトとして指定します。

例: q = quantizer('fixed','ceil','saturate',[5 4]);

量子化するデータ。スカラー、ベクトル、行列、多次元配列、cell 配列、または構造体として指定します。

  • x が数値配列の場合、x の各要素が量子化されます。

  • x が cell 配列の場合、cell 配列の各数値要素が量子化されます。

  • x が構造体の場合、x の各数値フィールドが量子化されます。

unitquantize では、x の数値以外の要素やフィールドは変更されず、数値以外の値に対する警告も発行されません。eps(q) が +1 以内の数値は +1 と厳密に等しくなります。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | struct | cell
複素数のサポート: あり

量子化するデータ (個別の要素)。スカラー、ベクトル、行列、多次元配列、cell 配列、または構造体として指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | struct | cell
複素数のサポート: あり

バージョン履歴

R2008a で導入

参考

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