TLC による生成コードの構成
Target Language Compiler (TLC) を使用して、生成コードを微調整することができます。TLC は [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの上の [コード生成] ペインにあるパラメーター以外に、拡張されたコード生成変数とオプションもサポートします。この節で説明するように、TLC 変数とオプションを設定する方法が 2 つあります。
メモ
それを行う機能がありますが、フォルダー
内の TLC ファイルをカスタマイズしないでください。このような TLC のカスタマイズはコード生成プロセス中に適用されない可能性があります。このようなカスタマイズは、予期しない結果になる可能性があります。matlabroot
/rtw/c/tlc
Target Language Compiler 変数の割り当て
以下に示すように、%assign
ステートメントを使用して、値を TLC 変数に割り当てることができます。
%assign MaxStackSize = 4096
また、これは "パラメーター名/パラメーター値の組み合わせ" を作成することでも知られています。
%assign
ステートメントについては、Target Language Compiler Directivesを参照してください。%assign
ステートメントを、システム ターゲット ファイルの Configure RTW code generation settings
セクションに記述します。
下の表に、%assign
ステートメントで設定することができるコード生成変数を示します。
Target Language Compiler のオプションの変数
変数 | 説明 |
---|---|
| [ローカルなブロックの出力を有効にする] チェック ボックスを選択すると、モデル内のブロック出力が宣言するローカル変数の割り当てサイズ全体は メモ:ローカルなブロック出力以外のソース (たとえば、Stateflow® ダイアグラムや MATLAB Function ブロック) からの生成コード内のローカル変数と、関数呼び出しとコンテキスト スイッチなどのソースからのスタック使用量は |
| [ローカルなブロックの出力を有効にする] チェック ボックスをオンにすると、コード内で宣言されるローカルなブロック出力変数のサイズが |
| 固定小数点データ型を使用するモデルの場合は、固定小数点ワード サイズ チェックを実行するプリプロセッサ命令の生成を制御します。
次のコマンドを実行してプリプロセッサ命令の生成を抑制することもできます。 set_param(gcs, 'TLCOptions', ... '-aRemoveFixptWordSizeChecks=1') 固定小数点ワード サイズ チェックを含まないコードを生成する場合は、ターゲット ハードウェアへの参照を使用して [ハードウェア実行] 設定をチェックするプロセッサインザループ (PIL) シミュレーションを使用できます。詳細については、Verification of Code Generation Assumptionsを参照してください。 |
| オーバーフロー警告の表示を制御するためのフラグ。ブロックに含まれる飽和機能が、ダイアログ ボックス内でオフにされている (選択解除された)。オプションは次のとおりです。
|
Target Language Compiler オプションの設定
関数 set_param
の呼び出しで、モデル パラメーターの TLCOptions
を使用してコードを生成するために、TLC コマンド ライン オプションを指定できます。これらのオプションの詳細については、コード生成の TLC の指定およびTLC の構成を参照してください。