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getState

ブロックの状態に対するコード マッピングからのコードおよびキャリブレーション構成の取得

    説明

    propertyValue = getState(myCodeMappingObj,block,property) は、指定されたブロックの状態に対するコード マッピング プロパティまたはキャリブレーション プロパティの値を返します。たとえば、この関数を使用して、ブロックの状態に対して構成された測定プロパティのストレージ クラスまたはキャリブレーション アクセスを返します。

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    モデル ConfigurationRapidPrototypingInterface に対するモデル コード マッピングから、Unit Delay ブロック Delay の状態 X に対して構成されたストレージ クラスの名前を取得します。

    openExample("ConfigurationRapidPrototypingInterface");
    cm = coder.mapping.api.get("ConfigurationRapidPrototypingInterface");
    state = find(cm,"State");
    scX = getState(cm,state,"StorageClass");
    

    モデル ConfigurationRapidPrototypingInterface に対するモデル コード マッピングから、Unit Delay ブロック Delay の状態 X に対して構成されたキャリブレーション プロパティを取得します。

    openExample("ConfigurationRapidPrototypingInterface");
    cm = coder.mapping.api.get("ConfigurationRapidPrototypingInterface");
    state = find(cm,"State");
    prop_export = getState(cm,state,"Export");
    prop_bitmask = getState(cm,state,"BitMask");
    prop_calaccess = getState(cm,state,"CalibrationAccess");
    prop_compname = getState(cm,state,"CompuMethod");
    prop_dispid = getState(cm,state,"DisplayIdentifier");
    prop_format = getState(cm,state,"Format");
    

    入力引数

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    関数 coder.mapping.api.get の呼び出しによって返されるコード マッピング オブジェクト (モデル コード マッピング)。

    例: myCM

    状態のコード マッピング情報を返すブロックのパス。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。または、ブロック ハンドルを指定できます。

    例: blockHandle

    データ型: char | string | block_handle

    値を返すコード マッピング プロパティ。モデルに関連付けられた Embedded Coder ディクショナリで定義されているストレージ クラスの場合、プロパティ名または次のいずれかのプロパティ名を指定します。

    返す情報プロパティ名
    ストレージ クラスの名前StorageClass
    生成されたコード内の状態に対する変数の名前 (ストレージ クラスが Auto として指定されている場合は使用できない)Identifier
    状態および外部コードによって読み取られるグローバル データの定義を含むソース定義ファイルの名前DefinitionFile
    状態に対して生成されるコードによって呼び出される get 関数の名前GetFunction
    状態および外部コードによって読み取られるグローバル データの宣言を含むソース ヘッダー ファイルの名前HeaderFile
    状態によって読み取られるデータを含むメモリ セクションの名前MemorySection
    モデルの階層構造内の複数のモデルで共有される状態の定義をコード ジェネレーターが配置するモデルの名前 Owner
    多次元配列として表される状態の次元をコード ジェネレーターで維持するかどうかを示すブール値PerserveDimensions
    状態に対して生成されるコードによって呼び出される set 関数の名前SetFunction
    状態用の生成コード内の構造体の名前StructName
    選択した状態をキャリブレーション ファイル (a2l) にエクスポートするかどうかを示すブール値Export
    キャリブレーション ツールで状態から単一ビットを抽出する 16 進数形式のマスク値BitMask
    キャリブレーションのアクセスを示す列挙値。状態に対する Calibration は状態がキャリブレーション可能であることを示します。NoCalibration は状態が読み取り専用であり、キャリブレーション不可であることを示します。NoCalibration はプロパティの既定値です。CalibrationAccess
    キャリブレーション中に使用される変換メソッドの名前CompuMethod
    キャリブレーションでの状態のオプションの表示名DisplayIdentifier
    キャリブレーション ツールで測定される状態の表示形式の指定Format
    測定サービスの名前MeasurementService

    例: "StorageClass"

    例: "CalibrationAccess"

    出力引数

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    指定されたブロックの状態に対して構成されたストレージ クラスの名前または指定されたストレージ クラス プロパティの値。文字ベクトルとして返されます。

    データ型: char

    バージョン履歴

    R2020b で導入