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coder.asap2.merge

複数の ASAP2 (A2L) ファイルからのデータ要素をマージする

R2023a 以降

    説明

    mergeObj = coder.asap2.merge(modelName,a2lFilePath) は、a2lFilePath で指定されたソース A2L ファイルのデータ要素を Simulink モデル modelName の ECU 記述子オブジェクトにマージします。複数の A2L ファイルを Simulink モデルにマージできます。

    メモ

    coder.asap2.merge 関数を使用するには、Vehicle Network Toolbox™ が必要です。

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    モデルを開いてビルドします。モデルはデータ要素を含まないダミーにすることができます。

    open_system("ModelName1");
    slbuild(bdroot);

    マージする A2L ファイルを指定して関数を呼び出します。

    mergeObj = coder.asap2.merge("ModelName1",{"ASAP2File1.a2l","ASAP2File2.a2l"});

    モデル ModelName1mergeObj 記述子オブジェクトに、ASAP2 ファイル ASAP2File1 および ASAP2File2 のデータ要素が含まれています。

    このコマンドを使用して、モデルの ASAP2 ファイルをエクスポートします。

    coder.asap2.export("ModelName1",CustomEcuDescriptions=mergeObj)

    入力引数

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    Simulink モデル名を指定します。マージのために呼び出す前に、モデルのコードを生成します。

    例: ModelName1

    A2L ファイルのパスと名前を指定します。A2L ファイルが作業ディレクトリ内にある場合は、ファイル名を指定します。

    例: folder/asap2FileName1.a2l

    例: asap2FileName2.a2l

    名前と値の引数

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    オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

    R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。

    例: MapFile='model.elf' は、model.elf ファイルからのデバッグ マッピング情報を含めることで、モデルの ECU 記述オブジェクトを更新します。

    コメントを含めるか除外して A2L ファイルを生成します。

    例: Comments=true

    ユーザー ベースを作成して、次のような ASAP2 フィールドをカスタマイズします。

    • ASAP2FileName

    • ByteOrder

    • HeaderComment

    • ModParComment

    • ModCommonComment

    例: CustomizationObject=obj

    パラメーターと信号をそのプロパティに基づいてグループ化します。

    例: CustomizeGroupsBy={'ARRAY','MAP'}

    ASAP2 ファイルで追加のアドレス情報を指定するには 32 ビット整数値を指定します。既定では、追加のアドレス情報は必要ありません。

    例: EcuAddressExtension=4

    エクスポートした A2L ファイルの名前。

    例: FileName='test_car'

    エクスポートされた A2L ファイルを配置するフォルダーへの絶対パス。

    例: Folder='/home/temp/prjct/'

    A2ML および IF_DATA セクションを含めるか除外して A2L ファイルを生成します。

    例: GenerateXCPInfo=true

    A2L ファイルのバージョンに従って、すべての基本データ型のレコード レイアウトを RecordLayouts.a2l という名前のファイルにエクスポートします。

    例: IncludeAllRecordLayouts=true

    AUTOSAR RTE 要素を含めるか除外して A2L ファイルを生成します。

    メモ

    このオプションは AUTOSAR Classic モデルにのみ適用されます。

    例: IncludeAutosarRteElements=true

    A2L ファイルに既定のイベントのリストを含めるには true を指定します。

    例: IncludeDefaultEventList=true

    ASAP2 ファイルに参照モデル要素を含める場合は、true を指定します。除外する場合は、flase を指定します。

    例: IncludeReferencedModels=true

    Compu Method とレコード レイアウト用の個別の A2L ファイルを生成します。

    メモ

    このオプションは ERT ベースのシステム ターゲット ファイルをもつモデルにのみ適用されます。

    例: IncludeSharedElements=true

    インデントに従って A2L ファイルを生成します。

    例: IndentFile=true

    生成コードのシンボルを含むモデルのシンボル ファイルの名前。たとえば、生成コードで使用される変数のアドレスです。

    例: MapFile='model.elf'

    A2L ファイルのカスタム モデルのインスタンス名。この引数は AUTOSAR Adaptive モデルにのみ適用されます。

    例: ModelClassInstanceName='customObj' または ModelClassInstanceName='customNameSpace::customObj'

    生成された ASAP2 ファイルで 64 ビット整数を除外するには false を指定します。

    例: Support64bitIntegers=false

    生成された ASAP2 ファイルで構造体の一部である要素を除外するには false を指定します。

    例: SupportStructureElements=false

    配列のレイアウトを ROW_DIR または COL_DIR に更新して、配列データを行方向または列方向に表示します。

    例: ToggleArrayLayout=true

    基本設定を保存し、更新後の基本設定を使用して ASAP2 ファイルを生成します。たとえば、コメントや ASAP2 ファイルのバージョンなどを含めて生成します。

    例: UseSavedSettings=false

    ASAM で定義された ASAM MCD-2 MC 標準に基づく A2L ファイル形式。ASAM MCD-2 MC 標準には複数のバージョンがあります。必要な A2L のバージョンを指定します。

    例: Version='1.61' または Version='1.31'

    出力引数

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    指定された Simulink モデルと A2L ファイルのデータ要素を含む ECU 記述オブジェクト。coder.asap2.export 関数でこのオブジェクトを使用して、マージされた A2L ファイルをエクスポートします。

    バージョン履歴

    R2023a で導入