Main Content

Byte Unpack

uint8 ベクトルを入力信号に変換

  • Byte Unpack block

ライブラリ:
Embedded Coder / Embedded Targets / Host Communication

説明

Byte Unpack ブロックは、uint8 ベクトルを受信し、そのベクトルを入力ベクトルの内容に基づいて異なる Simulink® データ型の出力信号に変換します。ブロック パラメーターを使用して、出力信号の次元およびデータ型と、ブロックが出力する個々のベクトル内のデータの配置を指定できます。UDP プロトコルではデータが uint8 形式で伝送されるため、このブロックを使用して、このブロックの入力を UDP Send ブロックの出力に接続することで、UDP パケットとして受信するデータの形式をモデルで使用するために変更できます。

端子

入力

すべて展開する

uint8 の入力ベクトル。

データ型: uint8

出力

すべて展開する

1 つ以上のデータ型の入力信号の配列。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | Boolean | fixed point | enumerated | bus

パラメーター

すべて展開する

ブロックが出力する出力信号の次元を cell 配列で指定します。配列の各要素は、MATLAB® 関数 size が対応する信号に対して返す次元を指定します。モデル内の対応するByte Packブロックによって変換されたデータと一致する次元を指定します。

たとえば、対応する Byte Pack ブロックで次の入力端子のデータ型が指定されているとします。

 {'uint32','uint32','uint16','double','uint8','double','single'}

スカラーおよび行列の出力を指定するには、[Output port dimensions (cell array)] パラメーターを次のように設定します。

 {1,1,[2,4],[4,4],[2,2],1,[3,3]}

出力信号全体に同じ次元を適用するには、1 つの次元値を指定します。

モデル内の対応する Byte Pack ブロックが受信した個々の入力信号の Simulink データ型を cell 配列で指定します。

たとえば、対応する Byte Pack ブロックで次の入力端子のデータ型が指定されている場合は、このパラメーターに同じ cell 配列を指定します。

 {'uint32','uint32','uint16','double','uint8','double','single'}

各出力信号に同じデータ型を適用するには、データ型を 1 回のみ指定しなければなりません。

uint8 ベクトル入力を形成するために出力データのデータ型を配置する方法をバイト単位で指定します。モデル内の対応するByte Packブロックに対して指定されている値と一致する配置の値を指定します。

たとえば、対応する Byte Pack ブロックでバイトの配置が 2 に設定されている場合は、このパラメーターを 2 に設定します。

バージョン履歴

R2011a で導入