共有ライブラリとユーティリティ コード
開発用コンピューターのアプリケーションで統合および再利用できる共有ライブラリと再利用可能なユーティリティ コードの生成
モデル コンポーネント間で共有できるライブラリとユーティリティ コードを生成できます。共有ライブラリは、Windows® ダイナミック リンク ライブラリ (.dll
)、UNIX® 共有オブジェクト (.so
) または Macintosh OS X ダイナミック ライブラリ (.dylib
) を指定できます。自分自身または他のユーザーが、Windows、UNIX、または Macintosh OS X 開発用コンピューターで実行されるアプリケーションに共有ライブラリを統合できます。共有ライブラリの用途には次のようなものがあります。
システム シミュレーションのためにアプリケーションにソフトウェア コンポーネントを追加する
開発用コンピューターのアプリケーション間でソフトウェア モジュールを再利用する
ベンダーと共有するソフトウェアに関連する知的財産を隠す
コード ジェネレーターがモデル内で機能を共有するブロックに対して生成するファイルである共有ユーティリティ コードを設定するオプションもあります。同一の共有ユーティリティのチェックサムをもつモデルは、共有ユーティリティ ファイルでコードを再利用できます。
トピック
共有ライブラリ
- 生成コードを共有ライブラリとしてパッケージ化
開発プラットフォーム用のモデル コードの共有ライブラリ バージョンを生成する。 - モデルまたはサブシステムの S-Function ターゲットの使用
モデルまたはサブシステムから生成された、別のアプリケーションに動的に読み込むことができる共有ライブラリを使用する。 - 共有ライブラリを使用した開発用コンピューターのシミュレーターへのインターフェイス
別のアプリケーションに動的に読み込むことができる共有ライブラリを生成します。 - 外部コード ベースにエクスポートするための共有ライブラリの生成
モデル コンポーネントから共有ライブラリを作成し、そのライブラリをシステム シミュレーション、ソフトウェア再利用または知的所有権保護のためにアプリケーションにエクスポートします。Embedded Coder ライセンスが必要です。
共有ユーティリティ コード
- 共有ユーティリティ コードの生成
共通する Model ブロックの機能を補助関数としてモジュール化して共有します。 - 固定小数点関数の共有ユーティリティ コードの生成
固定小数点サポート関数の再利用可能なコードを生成する。 - カスタム データ型の共有ユーティリティ コードの生成
カスタム データ型の再利用可能なコードを生成する。