probability

指定された相対電力の確率を CCDF を使用して求める

R2022a 以降

構文

prob = probability(meter,relpower)

説明

prob = probability(meter,relpower) は、瞬時信号電力が平均信号電力より relpower dB だけ上回る確率 prob をパーセント単位で求めます。

例

指定された確率の相対電力を求める

生成された電圧信号の平均電力の測定値を計算します。

x = complex(rand(10000,1)-0.5,rand(10000,1)-0.5);
pm = powermeter(ComputeCCDF=true);
averagePower = pm(x);                             % power in dB

信号の瞬時電力が平均電力より 3 dB だけ上回る確率を計算します。

prob = probability(pm,3) % probability in percentage

prob = 
7.6009

CCDF 曲線をプロットします。

plotCCDF(pm,GaussianReference=true)

与えられた確率の相対電力を求めます。

relativepwr = relativePower(pm,prob)

relativepwr = 
3.0000

入力引数

meter — 電力メーター

powermeter System object

電力メーター。powermeter System object™ として指定します。

relpower — 相対電力

列ベクトル

相対電力 (dB 単位)。列ベクトルとして指定します。

データ型: single | double

出力引数

prob — 確率

N 行 M 列の行列

確率 (%)。N 行 M 列の行列として返されます。j 番目のチャネルの瞬時信号電力が平均信号電力より dB 単位で relpower(i,j) だけ高い確率は prob(i)/100 です。N は relpower の行数に等しく、M は powermeter オブジェクトに提供される信号の数に等しくなります。

PowerRange プロパティが十分に大きく設定されていない場合、計算された CCDF 曲線は relpower の相対電力値に到達せず、prob の対応する値は NaN になります。

データ型: double

バージョン履歴

R2022a で導入

参考

オブジェクト

• powermeter

関数

• plotCCDF | ccdf | relativePower