maxUnpooling2dLayer
最大逆プーリング層
説明
2 次元最大逆プーリング層は、2 次元最大プーリング層の出力を逆プーリングします。
作成
プロパティ
層の入力の数。
この層には次の 3 つの入力があります。
'in'— 逆プーリングする入力の特徴マップ。'indices'— プールされた各領域の最大値のインデックス。これは最大プーリング層によって出力されます。'size'— 逆プーリングされた特徴マップの出力サイズ。これは最大プーリング層によって出力されます。
connectLayers または disconnectLayers をそれぞれ使用して最大逆プーリング層から他の層への結合または切り離しを行うときには、入力名を使用します。
データ型: double
層の入力名。
この層には次の 3 つの入力があります。
'in'— 逆プーリングする入力の特徴マップ。'indices'— プールされた各領域の最大値のインデックス。これは最大プーリング層によって出力されます。'size'— 逆プーリングされた特徴マップの出力サイズ。これは最大プーリング層によって出力されます。
connectLayers または disconnectLayers をそれぞれ使用して最大逆プーリング層から他の層への結合または切り離しを行うときには、入力名を使用します。
データ型: cell
この プロパティ は読み取り専用です。
層からの出力の数。1 として格納されます。この層には単一の出力のみがあります。
データ型: double
この プロパティ は読み取り専用です。
出力名。{'out'} として格納されます。この層には単一の出力のみがあります。
データ型: cell
例
最大プーリング層の出力を逆プーリングする最大逆プーリング層を作成します。
layer = maxUnpooling2dLayer
layer =
MaxUnpooling2DLayer with properties:
Name: ''
NumInputs: 3
InputNames: {'in' 'indices' 'size'}
最大プーリング層を作成し、'HasUnpoolingOutputs' プロパティを true に設定します。このプロパティにより、最大プーリング層に 2 つの追加の出力 'indices' および 'size' が指定されます。この結果、層の逆プーリングが可能になります。最大逆プーリング層も作成します。
layers = [
maxPooling2dLayer(2,'Stride',2,'Name','mpool','HasUnpoolingOutputs',true)
maxUnpooling2dLayer('Name','unpool')]layers =
2×1 Layer array with layers:
1 'mpool' 2-D Max Pooling 2×2 max pooling with stride [2 2] and padding [0 0 0 0]
2 'unpool' 2-D Max Unpooling 2-D Max Unpooling
層を dlnetwork オブジェクトに追加します。
net = dlnetwork; net = addLayers(net,layers)
net =
dlnetwork with properties:
Layers: [2×1 nnet.cnn.layer.Layer]
Connections: [1×2 table]
Learnables: [0×3 table]
State: [0×3 table]
InputNames: {'mpool' 'unpool/indices' 'unpool/size'}
OutputNames: {'mpool/indices' 'mpool/size' 'unpool'}
Initialized: 0
View summary with summary.
最大プーリング層の出力を最大逆プーリング層の入力に結合することによって、最大プーリング層の出力を逆プーリングします。
net = connectLayers(net,'mpool/indices','unpool/indices'); net = connectLayers(net,'mpool/size','unpool/size');
拡張機能
使用上の注意および制限:
カーネル ウィンドウの非対角要素に沿って等しい最大値が存在する場合、maxPooling2dLayer の実装の違いにより、MATLAB® と生成コードの間にわずかな数値の不一致が生じる可能性があります。この問題により、プールされた各領域の最大値のインデックスにおいて不一致が生じる可能性もあります。
たとえば、maxPooling2dLayer への次の入力について考えます。MATLAB からの出力は以下のようになります。

同じ入力に対して、生成コードからの出力は以下のようになります。

使用上の注意および制限:
カーネル ウィンドウの非対角要素に沿って等しい最大値が存在する場合、maxPooling2dLayer の実装の違いにより、MATLAB と生成コードの間にわずかな数値の不一致が生じる可能性があります。この問題により、プールされた各領域の最大値のインデックスにおいて不一致が生じる可能性もあります。
たとえば、maxPooling2dLayer への次の入力について考えます。MATLAB からの出力は以下のようになります。

同じ入力に対して、生成コードからの出力は以下のようになります。

バージョン履歴
R2017b で導入
MATLAB Command
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