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mapminmax

行の最小値と最大値を [-1 1] にマッピングして行列を処理

説明

ヒント

深層学習ワークフローのデータを再スケーリングするには、入力層に名前と値のペア Normalization を使用します。

[Y,PS] = mapminmax(X,YMIN,YMAX) は、NQ 列の行列 X と、オプションで YYMIN、および YMAX の各行の最小値と最大値を取り、NQ 列の行列 Y、および値の一貫した処理を可能にする処理設定 PS を返します。

mapminmax は、各行の最小値と最大値を [YMIN, YMAX] に正規化することによって行列を処理します。

[Y,PS] = mapminmax(X,FP) は、struct としてパラメーター FP.yminFP.ymax を取ります。

Y = mapminmax('apply',X,PS) は、X と設定 PS を指定すると、Y を返します。

X = mapminmax('reverse',Y,PS) は、Y と設定 PS を指定すると、X を返します。

dx_dy = mapminmax('dx_dy',X,Y,PS) は、微分の逆数を返します。

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この例では、各行の最小値と最大値が既定の区間 [-1,+1] にマッピングされるように行列を構成する方法を示します。

x1 = [1 2 4; 1 1 1; 3 2 2; 0 0 0]
[y1,PS] = mapminmax(x1)

次に、新しい値に同じ処理設定を適用します。

x2 = [5 2 3; 1 1 1; 6 7 3; 0 0 0]
y2 = mapminmax('apply',x2,PS)

y1 の処理を逆にして、x1 を再取得します。

x1_again = mapminmax('reverse',y1,PS)

入力引数

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処理する行列。NQ 列の行列として指定します。

出力行列 Y の各行の最小値。スカラーとして指定します。

出力行列 Y の各行の最大値。スカラーとして指定します。

出力引数

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処理された行列。NQ 列の行列として返されます。

値の一貫した処理を可能にする処理設定。構造体として返されます。

詳細

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アルゴリズム

X は有限の実数値のみを取り、各行の要素がすべて等しいとは限らないと仮定します。(xmax=xmin の場合、または xmaxxmin のいずれかが非有限である場合、y=x となり、変更は発生しません)。

y = (ymax-ymin)*(x-xmin)/(xmax-xmin) + ymin;

バージョン履歴

R2006a で導入