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setData

調整可能な曲面係数の値の設定

説明

Knew = setData(K,Kco) は、調整可能な曲面の調整可能な係数の現在値を設定します。K はパラメトリックなゲイン曲面を表す tunableSurface オブジェクトです。

K(n(σ))=γ[K0+K1F1(n(σ))++KMFM(n(σ))],

ここで、

  • σ はスケジューリング変数のベクトル。

  • n(σ) は正規化関数 (tunableSurfaceNormalization プロパティを参照)。

  • γ はスケーリング係数 (tunableSurfaceNormalization プロパティを参照)。

  • F1,...,FM は基底関数。

  • K0,...,KM は調整可能な係数。

Kco は係数の新しい値の配列 [K0,...,KM] です。

Knew = setData(K,J,KcoJ) は J 番目の基底関数 FJ に対する係数の現在の値を KcoJ に設定します。J = 0 を使用して定数係数 K0 を設定します。

入力引数

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ゲイン曲面。tunableSurface オブジェクトとして指定します。

調整可能な曲面の新しい係数値。配列として指定します。

調整可能な曲面 K がスカラー値ゲインの場合、K の長さは (M+1) です。ここで、M はパラメーター化における基底関数の数です。たとえば、K が調整可能なゲイン曲面を表すとします。

K(α,V)=K0+K1α+K2V+K3αV,

この場合、Kco は 1 行 4 列のベクトル [K0,K1,K2,K3] です。

配列値ゲインの場合、各係数がゲインの I/O 次元に展開されます。これらの展開された係数は Kco で水平方向に連結されます。(tunableSurface を参照。) たとえば 2 入力 2 出力のゲイン曲面の場合、Kco の次元は [2,2(M+1)] になります。配列値ゲインで setData を使用する例については、evalSurf を参照してください。

基底関数のインデックス。非負の整数として指定します。定数係数 K0 を設定するには、J = 0 を使用します。

調整可能な曲面パラメーター化における J 番目の基底関数の係数。スカラーまたは配列として指定します。

調整可能な曲面 K がスカラー値ゲインの場合、KcoJ はスカラーです。K が配列値ゲインの場合、KcoJ はゲインの I/O 次元と一致する配列です。

出力引数

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新しい係数値のゲイン曲面。tunableSurface オブジェクトとして返されます。

バージョン履歴

R2015b で導入