ord2

連続 2 次システムの生成

構文

[A,B,C,D] = ord2(wn,z)
[num,den] = ord2(wn,z)


説明

[A,B,C,D] = ord2(wn,z) は 2 次システムの状態空間記述 (A,B,C,D) を生成します。

$$h(s)=\frac{1}{s^2+2\zeta {\omega }_{n}s+{\omega }_n^2}$$

固有振動数は wn (ω_n) で減衰比は z (ζ) です。ss を使用して、この記述を状態空間オブジェクトにします。

[num,den] = ord2(wn,z) は 2 次伝達関数の分子と分母を返します。tf を使用して、対応する伝達関数オブジェクトを作成します。

例

減衰比が ζ = 0.4、固有振動数が ω_n = 2.4 ラジアン/秒の 2 次伝達関数の LTI モデルを生成するには、次のように入力します。

[num,den] = ord2(2.4,0.4)
num =
     1
den =
    1.0000    1.9200    5.7600
sys = tf(num,den)
Transfer function:
         1
-------------------
s^2 + 1.92 s + 5.76

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

rss | ss | tf