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plot

サイト ビューアーで RF 伝播データを表示

R2020a 以降

説明

plot(pd) は伝播データを現在のサイト ビューアーで表示します。各データ点は、対応する値に従って色付けされる円形マーカーとして表示されます。

plot(___,Name,Value) は、名前と値のペアの引数で指定される追加オプションを使用して伝播データを表示します。

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Manhattan のベースマップおよび建物ファイルを使用してサイト ビューアーを起動します。OpenStreetMap® ファイルの詳細については、[1] を参照してください。

viewer = siteviewer("Basemap","streets_dark",...
        "Buildings","manhattan.osm");

建物の上に送信機サイトを表示します。

tx = txsite("Latitude",40.7107,...
        "Longitude",-74.0114,...
        "AntennaHeight",80);
show(tx)

近くの道に沿って受信機サイトを作成します。

latitude = [linspace(40.7088, 40.71416, 50), ...
        linspace(40.71416, 40.715505, 25), ...
        linspace(40.715505, 40.7133, 25), ...
        linspace(40.7133, 40.7143, 25)]';
longitude = [linspace(-74.0108, -74.00627, 50), ...
        linspace(-74.00627 ,-74.0092, 25), ...
        linspace(-74.0092, -74.0110, 25), ...
        linspace(-74.0110, -74.0132, 25)]';
rxs = rxsite("Latitude", latitude, "Longitude", longitude);

各受信機の位置での信号強度を計算します。

signalStrength = sigstrength(rxs, tx)';

計算された信号強度データを保持する propagationData オブジェクトを作成します。

tbl = table(latitude, longitude, signalStrength);
pd = propagationData(tbl);

信号強度データを色付きの点としてマップ上にプロットします。

legendTitle = "Signal" + newline + "Strength" + newline + "(dB)";
plot(pd, "LegendTitle", legendTitle, "Colormap", parula);

付録

[1] OpenStreetMap ファイルは、クラウドソーシングによる世界中の地図データへのアクセスを提供する https://www.openstreetmap.org からダウンロードされたものです。このデータは Open Data Commons Open Database License (ODbL) https://opendatacommons.org/licenses/odbl/ によりライセンスされています。

入力引数

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伝播データ。propagationData オブジェクトとして指定します。

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。

例: 'Type','power'

プロットするデータ変数。'DataVariableName' と、伝播データ コンテナー オブジェクト pd の作成に使用されるデータ table 内の変数名に対応する文字ベクトルまたは string スカラーで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。既定値は動的であり、propagationData オブジェクトの DataVariableName プロパティに対応します。

データ型: char | string

プロットする値の型。'Type' と、Type 列内のいずれかの値で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

ColorLimitsLegendTitle
'custom'[min(Data) max(Data)]''
'power'[-120 -5]'Power (dBm)'
'efield'[20 135]'E-field (dBuV/m)'
'sinr'[-5 20]'SINR (dB)'
'pathloss'[45 160]'Path loss (dB)'

Levels の既定値は ColorLimits の範囲内にある、線形に配置されたベクトルです。

データ型: char | string

プロットするデータ値レベル。'Levels' と数値ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。伝播データは Levels に従ってビン化されます。各ビンのデータは対応するレベルに従って色分けされます。指定した場合、色は Colors を使用して選択されます。そうでない場合、Colormap および ColorLimits を使用して選択されます。最小レベルより小さい値をもつデータ点はプロットに含まれません。

Levels の既定値は ColorLimits の範囲内にある、線形に配置されたベクトルです。

データ型: double

データ点の色。'Colors' と、RGB (赤、青、緑) の M 行 3 列の配列、string の配列、あるいは文字ベクトルの cell 配列で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。色は、要素単位で Levels の値に対して割り当てられ、対応する点の色が指定されます。Colors は Colormap および ColorLimits と一緒に使用できません。

データ型: double | char | string

カラーリング点のカラーマップ。'Colormap' と、事前定義されたカラーマップ名または M 個の個々の色を定義する RGB (赤、青、緑) 3 成分の M 行 3 列の配列で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。ColormapColors と一緒に使用できません。

データ型: double | char | string

カラーマップの色の範囲。'ColorLimits' と、[min max] 形式の 2 要素ベクトルから構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。色の範囲は、カラーマップの最初と最後の色にマッピングされるデータ レベル値を示します。ColorLimitsColors と一緒に使用できません。

データ型: double

マップにプロットされるデータ マーカーのサイズ。'MarkerSize' と正の数値スカラー (ピクセル単位) で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

データ型: double

マップへの色の凡例の表示。'ShowLegend'true または false から構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

データ型: logical

色の凡例のタイトル。'LegendTitle' と、文字ベクトルまたは string スカラーで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

データ型: string | char

表面データのマップ。'Map'siteviewer オブジェクトで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。 1 既定値は現在のサイト ビューアーであり、何も開かれていない場合は新しいサイト ビューアーです。

データ型: char | string

バージョン履歴

R2020a で導入


1 Alignment of boundaries and region labels are a presentation of the feature provided by the data vendors and do not imply endorsement by MathWorks®.