MEX のビルド タイプに JIT コンパイルを使用
Just-In-Time (JIT) コンパイル モード
説明
アプリ構成ペイン: 詳細設定
構成オブジェクト: coder.MexCodeConfig
Just-In-Time (JIT) コンパイル モード。
MEX 関数の生成を高速化するには、EnableJIT
を true
に設定します。
JIT コンパイルは、カスタム コードや OpenMP ライブラリの使用など、特定のコード生成機能やオプションと互換性がありません。JIT コンパイルを指定した場合にコード ジェネレーターがそれを使用できないと、C/C++ MEX 関数が警告と共に生成されます。EnableJIT
と EnableOpenMP
が true
のときにコードが parfor
を使用する場合、コード ジェネレーターは JIT コンパイルを使用して parfor
ループを for
ループとして処理します。
JIT コンパイルを使用した MEX 生成速度の高速化を参照してください。
設定
- オフ
この値が既定値です。
コード ジェネレーターは C/C++ コードを生成およびコンパイルして C/C++ MEX 関数を作成します。
- オン
コード ジェネレーターは MEX 関数の生成に Just-In-Time (JIT) コンパイル テクノロジーを使用します。コード ジェネレーターは、MATLAB® コードの抽象表現を含む JIT MEX 関数を作成します。JIT MEX 関数を実行すると、MATLAB はメモリ内に実行可能コードを生成します。
プログラムでの使用
プロパティ: EnableJIT |
値: false | true |
既定の設定: false |
バージョン履歴
R2016b で導入