Main Content

coder.BLASCallback.getBLASDoubleComplexTypeName

クラス: coder.BLASCallback
名前空間: coder

CBLAS インターフェイスで使用される倍精度複素数データ型の名前を返す

このページをすべて展開する

構文

doubleComplexTypeName = coder.BLASCallback.getBLASDoubleComplexTypeName()

説明

doubleComplexTypeName = coder.BLASCallback.getBLASDoubleComplexTypeName() は、特定の BLAS ライブラリへの CBLAS インターフェイスで使用される倍精度複素数データ型の名前を返します。

coder.BLASCallback は BLAS コールバック クラスを定義するための抽象クラスです。BLAS コールバック クラスは、MATLAB® コードから生成されるコードで BLAS 呼び出しに使用する BLAS ライブラリと CBLAS ヘッダーおよびデータ型情報を指定します。コード生成時に、BLAS コールバック クラスを指定すると、特定のベクトルおよび行列関数の呼び出しで、コード ジェネレーターはスタンドアロン コードで BLAS 呼び出しを生成します。

既定では、定義したコールバック クラスは、coder.BLASCallback から getBLASDoubleComplexTypeName メソッドを継承します。BLAS ライブラリが、倍精度複素数配列引数で double* および void* 以外の型を取る場合は、継承した getBLASDoubleComplexTypeName メソッドをコールバック クラス定義の独自の実装でオーバーライドしなければなりません。

生成されたコードでは、倍精度複素数データ型名を使用して、BLAS 呼び出しを生成する生成コードの変数の型を指定します。

出力引数

すべて展開する

特定の BLAS ライブラリへの CBLAS インターフェイスが使用する倍精度複素数データ型の名前を指定する文字ベクトル。

属性

Statictrue

メソッドの属性の詳細については、メソッドの属性を参照してください。

例

すべて展開する

BLAS ライブラリが倍精度複素数配列引数に double* および void* 以外の型を取る場合は、Static メソッドをコールバッククラスの定義に含めなければなりません。

function doubleComplexTypeName = getBLASDoubleComplexTypeName()
doubleComplexTypeName = 'my_double_complex_type';
end

my_double_complex_type を、BLAS ライブラリが倍精度複素数配列引数に取る型で置き換えます。

バージョン履歴

R2018b で導入

参考

トピック

外部の Web サイト