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linkToModel

AUTOSAR アーキテクチャ コンポーネントまたはコンポジションの Simulink 実装モデルへのリンク

R2020a 以降

説明

linkToModel(component,modelName) は、指定した AUTOSAR アーキテクチャ コンポーネントを既存の Simulink® 実装モデル modelName にリンクします。コンポーネントは、リンクされた実装モデルのインターフェイスを継承します。component 引数は、addComponent への以前の呼び出しにより返されるコンポーネント ハンドルです。

linkToModel(composition,modelName) は、指定した AUTOSAR アーキテクチャ コンポジションを既存の Simulink 実装モデル modelName にリンクします。composition 引数は、addComposition への以前の呼び出しにより返されるコンポジション ハンドルです。

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アーキテクチャ モデルで AUTOSAR コンポーネントを Simulink® 実装モデルにリンクします。コンポーネントは、リンクされた実装モデルのインターフェイスを継承します。

AUTOSAR アーキテクチャ モデルを作成し、コンポーネントを追加します。

modelName = "myArchModel";
archModel = autosar.arch.createModel(modelName);
component = addComponent(archModel,"SWC1");

モデル例 autosar_swc を読み込み、プログラムで XML オプション ソース プロパティを Inherit に設定します。

load_system("autosar_swc_controller_bus");
arProps = autosar.api.getAUTOSARProperties("autosar_swc_controller_bus");
set(arProps,"XmlOptions","XmlOptionsSource","Inherit");

アーキテクチャ モデルを Simulink 実装モデルにリンクし、実装モデルのインターフェイスを継承します。

linkToModel(component,"autosar_swc_controller_bus")

実装モデルがデータ ディクショナリにリンクされている場合は、ディクショナリの AUTOSAR プロパティを使用して XML オプション ソース プロパティを設定する必要があります。

modelName = "newArchModel";
archModel = autosar.arch.createModel(modelName);
component = addComponent(archModel,"SWC2");

モデル例 autosar_tpc_controller を読み込みます。これはデータ ディクショナリ tpc_interfaces.sldd にリンクされています。

load_system("autosar_tpc_controller.slx");

データ ディクショナリの AUTOSAR プロパティ オブジェクトを使用して、XML オプション ソース プロパティを Inherit に設定します。

dictProps = autosar.api.getAUTOSARProperties("tpc_interfaces.sldd");
set(dictProps,"XmlOptions","XmlOptionsSource","Inherit");

次に、アーキテクチャ モデルを Simulink 実装モデルにリンクし、実装モデルのインターフェイスを継承します。

linkToModel(component,"autosar_tpc_controller")

変更を保存するには関数saveChangesを使用します。この例では、tpc_interfaces.sldd への接続を閉じて未保存の変更を破棄します。

Simulink.data.dictionary.closeAll("tpc_interfaces.sldd","-discard")

アーキテクチャ モデルで AUTOSAR コンポジションを Simulink 実装モデルにリンクします。

AUTOSAR アーキテクチャ モデルを作成し、アーキテクチャ モデル内にコンポジションを追加します。

modelName = 'myArchModel';
archModel = autosar.arch.createModel(modelName);
composition = addComposition(archModel,'Referenced_Sensors');

'autosar_tpc_composition' モデルを開き、それを Simulink 実装モデル archModel 内のコンポジション Referenced_Sensors にリンクします。

openExample('autosar_tpc_composition');
linkToModel(composition, 'autosar_tpc_composition');

入力引数

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指定した Simulink 実装モデルにリンクする AUTOSAR アーキテクチャ コンポーネント。この引数は、addComponent への以前の呼び出しにより返されるコンポーネント ハンドルです。

例: component

指定した Simulink 実装モデルにリンクする AUTOSAR アーキテクチャ コンポジション。引数は、addComposition への以前の呼び出しにより返されるコンポジション ハンドルです。

例: composition

作成する Simulink 実装モデルの名前。指定した AUTOSAR アーキテクチャ コンポーネントまたはコンポジションに基づきます。指定しない場合、modelName の既定の設定は、コンポーネントまたはコンポジションの名前になります。

例: 'SWC1'

バージョン履歴

R2020a で導入