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updateReferences

モデルへの AUTOSAR 参照要素の ARXML 定義の更新

モデルに AUTOSAR 要素の ARXML 定義を更新するために、R2019a では ARXML インポーター関数 updateAUTOSARProperties が導入されました。updateReferences の代わりに関数 updateAUTOSARProperties を使用します。詳細については、共有 AUTOSAR 要素定義のインポートと参照updateAUTOSARProperties のリファレンス ページを参照してください。

説明

updateReferences(ar,modelname) は、開いている指定のモデルを arxml.importer オブジェクト ar に関連付けられている XML ファイル内の AUTOSAR 参照要素を使用して更新します。参照要素はパッケージ可能な AUTOSAR 要素の定義であり、複数のコンポーネントおよびサービスで共有できます。更新オペレーションによって、モデルに追加された要素の詳細が記載されたレポートが生成されます。インポートされた要素はモデルから読み取り専用で参照できます。モデルをビルドすると、参照が AUTOSAR ソフトウェア コンポーネントの ARXML ファイルにエクスポートされます。

関数で Name,Value の引数のペアを指定しない場合は、XML ファイルで見つかったサポートされる参照要素の定義が ApplicationDataType 要素を除いてすべてインポートされます。ApplicationDataType 要素をインポートする場合は明示的に要求しなければなりません。

updateReferences(ar,modelname,Name,Value) は、Name,Value のペアの引数を使用して特定の要素カテゴリ、パッケージ、またはパスを指定し、開いている指定のモデルを AUTOSAR 参照要素を使用して更新します。

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ExternalElements.arxml に記述される AUTOSAR 参照要素を使用してモデル mySWC を更新して、更新レポートを生成します。

open_system('mySWC')
ar = arxml.importer('ExternalElements.arxml');
updateReferences(ar,'mySWC');
### Updating references in model mySWC
### Saving original model as mySWC_backup.slx
### Creating HTML report mySWC_update_report.html

ルート パス /ExternalElements/CompuMethods/RpmCm/AUTOSAR_PlatformTypes/ImplementationDataTypes/uint16 で指定される 2 つの AUTOSAR 参照要素を使用してモデル mySWC を更新します。

open_system('mySWC')
ar = arxml.importer('ExternalElements.arxml');
updateReferences(ar,'mySWC','RootPath',{'/ExternalElements/CompuMethods/RpmCm',...
                           '/AUTOSAR_PlatformTypes/ImplementationDataTypes/uint16'});

パッケージ /AUTOSAR_PlatformTypes/CompuMethods の AUTOSAR 参照要素を使用してモデル mySWC を更新します。

open_system('mySWC')
ar = arxml.importer('ExternalElements.arxml');
updateReferences(ar,'mySWC','Package',{'/AUTOSAR_PlatformTypes/CompuMethods'});

カテゴリ ImplementationDataType の AUTOSAR 参照要素を使用してモデル mySWC を更新します。ImplementationDataType 要素をインポートすると、SwBaseType 要素などの従属要素もインポートされます。

open_system('mySWC')
ar = arxml.importer('ExternalElements.arxml');
updateReferences(ar,'mySWC','Category',{'ImplementationDataType'});

カテゴリ ApplicationDataType の AUTOSAR 参照要素を使用してモデル mySWC を更新します。ApplicationDataType 要素をインポートする場合は、関連付けられている AUTOSAR データ型マッピング セットのパスを DataTypeMappingSet 引数を使用して指定する必要があります。

ApplicationDataType 要素は、RootPathカテゴリ などの Name,Value の引数を使用して明示的に要求しなければなりません。これらの呼び出しで DataTypeMappingSet を他の Name,Value の引数と組み合わせます。

open_system('mySWC')
ar = arxml.importer('ExternalElements.arxml');

% Specify ADT RootPath and DataTypeMappingSet
updateReferences(ar,'mySWC','RootPath',{'/pkg/ApplicationDataTypes/AppType1'},...
    'DataTypeMappingSet', {'/AUTOSAR_PlatformTypes/DataTypeMappingSets/MapSet1'};

% Specify ADT Category and DataTypeMappingSet
updateReferences(ar,'mySWC','Category',{'ApplicationDataType'},...
  'DataTypeMappingSet', {'/AUTOSAR_PlatformTypes/DataTypeMappingSets/Mapet1'});

入力引数

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XML ファイルから以前にインポートした AUTOSAR 情報。arxml.importer オブジェクト ハンドルとして指定されます。

arxml.importer オブジェクトに関連付けられている XML ファイル内の AUTOSAR 参照要素の定義を使用して更新する開いているモデルの名前。

例: 'mySWC'

名前と値の引数

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オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。

例: 'Category',{'ImplementationDataType'} はカテゴリ ImplementationDataType の AUTOSAR 参照要素を使用してモデルを更新するようにインポーターに指示します。

参照要素のインポート元の 1 つ以上の AUTOSAR 要素カテゴリ。

例: 'Category',{'ImplementationDataType'}

参照要素のインポート元の 1 つ以上の AUTOSAR 要素パッケージへのパス。

例: 'Package',{'/AUTOSAR_PlatformTypes/CompuMethods'}

カテゴリまたはパッケージのインポートを調整するために、参照要素のインポート元のカテゴリとパッケージの両方を指定できます。以下に例を示します。

'Category',{'ImplementationDataType'}, ...
'Package',{'/AUTOSAR_PlatformTypes/ImplementationDataTypes'}

インポートする 1 つ以上の特定の AUTOSAR 参照要素へのルート パス。

例: 'RootPath',{'/ExternalElements/CMs/RpmCm','/AUTOSAR_PlatformTypes/IDTs/uint16'}

アプリケーション データ型参照要素に関連付けられている 1 つ以上の AUTOSAR データ型マッピング セットのパス。この引数は、アプリケーション データ型参照要素をインポートする場合は必須です。

例: {'/AUTOSAR_PlatformTypes/DataTypeMappingSets/MapSet1'}

バージョン履歴

R2016b で導入