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patternCustom

球面座標系 (ファイとシータの角度) を使用して放射パターンをプロットする

説明

patternCustom(magE,theta,phi) は、アンテナまたはアレイについて、指定された phi および theta の角度ベクトルにおける大きさ magE の 3 次元放射パターンをプロットします。複数のデータセットで patternCustom を使用すると、同じ Figure に複数の放射パターンがプロットされます。

patternCustom(magE,theta,phi,Name=Value) は、1 つ以上の名前と値の引数で指定された追加オプションを使用して、アンテナまたはアレイの 3 次元放射パターンをプロットします。

hplot = patternCustom(___) は、Figure ウィンドウ内のラインまたは面のハンドルを返します。この構文は、前の構文の引数の任意の組み合わせを受け入れます。

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この例では、ヘリックス アンテナのデータが格納されたサンプルの .csv ファイルを使用します。readmatrix 関数を使用して、.csv ファイルをワークスペースにインポートします。このファイルには、ファイおよびシータの角度におけるアンテナ指向性の大きさが格納されています。

helixdata = readmatrix("antennadata_test.csv");

patternCustom を使用して、指向性、ファイ角、シータ角の値の大きさを 3 次元放射パターンとしてプロットします。

patternCustom(helixdata(:,3),helixdata(:,2),helixdata(:,1));

Figure contains an axes object. The hidden axes object contains 16 objects of type surface, line, text, patch.

パターン プロット オプションを使用し、同じデータについて直交座標系で 3 次元放射パターンをプロットします。

p = PatternPlotOptions(Transparency=0.6);
figure
patternCustom(helixdata(:,3),helixdata(:,2),helixdata(:,1),...
 CoordinateSystem="rectangular", PatternOptions=p);

Figure contains an axes object. The axes object with xlabel Theta (degree), ylabel Phi (degree) contains an object of type surface.

2 GHz におけるヘリックス アンテナの放射パターンから、指向性の大きさ、方位角、仰角を計算します。

h = helix;
[D,az,el] = pattern(h,2e9);

ここで、az は、xy 平面に直交投影させた指向性ベクトルの角度を x 軸の正の側から y 軸に向かって測定した値です。

el は、xy 平面に直交投影させた指向性ベクトルの角度を z 軸に向かって測定した値です。

指向性の大きさのシータ角とファイ角を抽出します。

phi = az';
theta = (90-el);
MagE = D';

アンテナの 2 次元ファイ スライスを直交座標でプロットします。

figure
patternCustom(MagE, theta, phi, CoordinateSystem="rectangular",...
    Slice="phi", SliceValue=0);

Figure contains an axes object. The axes object with xlabel Theta (degree), ylabel Magnitude contains an object of type line. This object represents phi =0 deg.

アンテナの 2 次元ファイ スライスを極座標でプロットします。

figure;
patternCustom(MagE, theta, phi, CoordinateSystem="polar",...
    Slice="phi", SliceValue=0);

Figure contains an axes object. The hidden axes object contains an object of type line. This object represents phi=0° .

入力引数

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プロットされた量の大きさ。次のいずれかとして指定します。

  • N 行 1 列の実数ベクトル。N のサイズは phi および theta の角度ベクトルと同じサイズです。

  • MR 列の行列。行列のサイズは phi x theta と同じでなければなりません。

ここで、theta および phi の角度は球面座標系でベクトルとして指定します。

プロットされるデータ量には、アンテナまたはアレイの指向性、電界、磁界、電力などがあります。

データ型: double

球面座標におけるシータ角。度単位のベクトルとして指定します。方位角と仰角の値が指定されている場合、シータ角の値は 90 度から仰角を引いた値になります。

詳細については、Antenna Toolbox Coordinate Systemを参照してください。

データ型: double

球面座標におけるファイ角。度単位のベクトルとして指定します。方位角と仰角の値が指定されている場合、ファイ角の値は方位角の値と同じになります。

詳細については、Antenna Toolbox Coordinate Systemを参照してください。

データ型: double

名前と値の引数

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オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

例: CoordinateSystem="rectangular"

放射パターンの座標系。"polar" または "rectangular" として指定します。

例: "rectangular"

データ型: string

2 次元データを可視化する平面。"theta" または "phi" として指定します。

例: "phi"

データ型: string

スライス角の値。スカラーまたはベクトルとして指定します。

例: [45 60]

データ型: double

パターン プロットのプロパティを変更するパラメーター。PatternPlotOptions オブジェクトとして指定します。次のプロパティを変更できます。

  • Transparency

  • MagnitudeScale

挿入された Figure の PatternOptions で使用されるその他のプロパティは、patternCustom で無視されます。

例: PatternPlotOptions(Transparency=0.1)

データ型: double

出力引数

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Figure ウィンドウ内のラインまたは面。オブジェクト ハンドルとして返されます。

バージョン履歴

R2016a で導入