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CoordinateAxes

座標軸トライアド グラフィック オブジェクト

R2023a 以降

説明

CoordinateAxes オブジェクトは、衛星シナリオ アセットのボディ座標系に対応する座標軸トライアド グラフィックを定義します。衛星の座標軸トライアドの可視化 の例では、x 軸 (ロール) は赤色、y 軸 (ピッチ) は緑色、z 軸 (ヨー) は青色です。

作成

Satellite、Platform (Satellite Communications Toolbox)、GroundStation、Gimbal、または ConicalSensor の coordinateAxes オブジェクト関数を使用して CoordinateAxes オブジェクトを作成できます。

プロパティ

Scale — 座標軸トライアド グラフィックのスケール サイズ

1 (既定値) | 正のスカラー

座標軸トライアドのスケール サイズ。正のスカラーとして指定します。

データ型: double

VisibilityMode — ボディ座標軸トライアドの可視性

'auto' (既定値) | 'inherit' | 'manual'

衛星シナリオ ビューアー内の親に対する座標軸トライアド グラフィックの表示設定。次のように指定します。

• 'auto' — 座標軸トライアドを非表示にします。

• 'inherit' — アセットから可視性を継承します。

• 'manual' — 可視性を手動で指定します。このモードでは、座標軸トライアドの可視性はアセットの可視性とは無関係です。

データ型: string

オブジェクト関数

show	衛星シナリオビューアでオブジェクトを表示する
hide	衛星シナリオエンティティをビューアから非表示にする

例

衛星の座標軸トライアドの可視化

satelliteScenario オブジェクトを作成する。

startTime = datetime(2020,4,25); % April 25, 2020, 12:00 AM UTC
stopTime = datetime(2020,4,26);  % April 26, 2020, 12:00 AM UTC
sampleTime = 60;                 % seconds
sc = satelliteScenario(startTime,stopTime,sampleTime);

ShowDetails を false に設定して衛星シナリオ ビューアーを起動します。

v = satelliteScenarioViewer(sc,ShowDetails=false);

TLE ファイルからシナリオに低軌道衛星コンステレーションを追加します。

tleFile = "leoSatelliteConstellation.tle";
sat = satellite(sc,tleFile);

シナリオに地上局を追加します。

gs = groundStation(sc);
gs.ShowLabel = true;

衛星の座標軸トライアドを可視化します。

ax = coordinateAxes(sat)

ax=1×40 object
  1×40 CoordinateAxes array with properties:

    Scale
    VisibilityMode

衛星を地上局に向けます。座標軸トライアドオブジェクトが更新され、衛星の新しい方向を表します。

pointAt(sat,gs);

シナリオを再生します。

play(sc); 

バージョン履歴

R2023a で導入

参考

オブジェクト

• satelliteScenario | satelliteScenarioViewer

関数

• coordinateAxes | show | play | hide | satellite | access | groundStation | conicalSensor | platform (Satellite Communications Toolbox)

トピック

• 衛星シナリオの重要な概念