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geoidegm96

EGM96ジオポテンシャルモデルから決定されたジオイド高を計算します

構文

N = geoidegm96(latitude,longitude)

N = geoidegm96(latitude,longitude,action)

説明

N = geoidegm96(latitude,longitude) は、EGM96ジオポテンシャルモデルから決定されたジオイド高を計算します。この関数は、EGM96ジオポテンシャルモデルを次数 360 まで使用して、潮汐のないシステムの 15 分グリッドのポイント値からジオイド高を補間します。ジオイドの起伏は WGS84 楕円体を基準としています。

緯度 latitude または経度 longitude が範囲外の場合、 N = geoidegm96(latitude,longitude,action) は action を実行します。

例

北緯42.4度、東経71.0度のジオイド高を計算します。

北緯42.4度、東経71.0度のジオイド高を計算します。

N = geoidegm96( 42.4, 71.0)

N =
  -36.5900

アクションを使って2つの異なる場所のジオイド高を計算する

2 つの異なる場所でジオイド高を計算し、範囲外のアクションに対しては警告を生成します。

N = geoidegm96( [39.3,33.4], [-77.2, 36.5])

N =
  -33.0100   25.5500

警告なしで緯度折り返しによるジオイド高を計算する

緯度折り返しを使用してジオイド高を計算します。範囲外のアクションについては警告が表示されません。

N = geoidegm96(100,150,'None')

N =
   36.4100

入力引数

latitude — 地心緯度

m値の配列

地心緯度。度単位の m 値の配列として指定されます。北緯は正、南緯は負です。lat が -90 から 90 までの範囲内にない場合、この関数は値を範囲内に収めます。

データ型: double | single

longitude — 地心経度

m値の配列

地心経度。度単位の m 値の配列として指定されます。東経度は正、西経度は負です。long が 0 から 360 までの範囲内にない場合、この関数は値を範囲内に収めます。

データ型: double | single

action — アクション

'Warning' (既定値) | 'Error' | 'None'

範囲外の入力に対するアクション。次のように指定します。

• 'Error' — 警告を表示し、入力が範囲外であることを示します

• 'Warning' — エラーを表示し、入力が範囲外であることを示します

• 'None' — 警告やエラーを表示しない

データ型: char | string

出力引数

N — ジオイド高

配列

ジオイド高。メートル単位の配列として返されます。この関数は、ジオイド高を0.01 メートル単位で計算します。

参照

[1] NIMA TR8350.2: "Department of Defense World Geodetic System 1984, Its Definition and Relationship with Local Geodetic Systems."

[2] NASA/TP-1998-206861: "The Development of the Joint NASA GSFC and NIMA Geopotential Model EGM96."

バージョン履歴

R2007b で導入

R2010b: 代わりにgeoidheightを使用してください

geoidegm96 は将来のバージョンで削除される予定です。代わりに geoidheight を使用してください。

参考

gravitywgs84

外部の Web サイト

• 地理学局