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geoidheight

ジオイド高を計算する

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    構文

    N = geoidheight(latitude,longitude)
    N = geoidheight(latitude,longitude,modelname)
    N = geoidheight(latitude,longitude,action)
    N = geoidheight(latitude,longitude,modelname,action)
    N = geoidheight(latitude,longitude,'custom',datafile)
    N = geoidheight(___,action)

    説明

    N = geoidheight(latitude,longitude) は、EGM96ジオポテンシャルモデルを使用してジオイド高を計算します。このジオポテンシャル モデルでは、関数はジオイド高を 0.01 m の精度で計算し、m 測地緯度 latitude および m 経度 longitude の m ジオイド高の配列を補間します。

    N = geoidheight(latitude,longitude,modelname) は、ジオポテンシャルモデル modelname を使用してジオイド高を計算します。

    例

    N = geoidheight(latitude,longitude,action) はジオイド高を計算し、latitude または longitude が範囲外の場合は action を実行します。

    N = geoidheight(latitude,longitude,modelname,action) は modelname を使用してジオイド高を計算し、緯度または経度が範囲外の場合はアクションを実行します。

    例

    N = geoidheight(latitude,longitude,'custom',datafile) は、datafile によって指定されたカスタム モデルを使用してジオイド高を計算します。

    N = geoidheight(___,action) は、カスタムジオポテンシャルモデルを使用してジオイド高を計算し、latitude または longitude が範囲外の場合は関数 action を実行します。前の構文のいずれかの入力引数の組み合わせの前にある最後の入力引数として、action を指定します。

    例

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    ライブ スクリプトを開く

    この例では、北緯 42.4 度、西経 71.0 度の EGM96ジオイド高を計算する方法を示します。範囲外の経度値に対しては、デフォルトで有効になっている警告が返されます。

    N = geoidheight(42.4,71.0)
    N = 
-36.5900
    ライブ スクリプトを開く

    この例では、2 つの異なる場所でカスタムジオイド高を計算する方法を示します。

    N = geoidheight([39.3,33.4],[-77.2,36.5],'custom',...
'geoidegm96grid','none')
    N = 1×2

  -33.0100   25.5500

    入力引数

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    測地緯度。m 測地緯度の配列として度単位で指定されます。北緯は正、南緯は負です。

    latitude が -90 から 90 までの範囲内にない場合、この関数は action が 'None' または 'Warning' に設定されている場合に値を範囲内に収めます。action が 'Error' に設定されている場合は折り返されません。

    データ型: double | single

    経度。m 経度の配列として度単位で指定されます。東経度は正、西経度は負です。longitude が 0 から 360 までの範囲内にない場合、この関数は値を範囲内に収めます。

    longitude が -90 から 90 までの範囲内にない場合、この関数は action が 'None' または 'Warning' に設定されている場合に値を範囲内に収めます。action が 'Error' に設定されている場合は折り返されません。

    データ型: double | single

    ジオポテンシャルモデル。次のように指定します。

    ジオポテンシャルモデル説明
    'EGM96'

    EGM96ジオポテンシャルモデル、次数 360。このモデルは、潮汐のないシステムにおける 15 分間隔のポイント値グリッドを使用します。この関数は、このモデルのジオイド高を0.01 m の精度で計算します。

    'EGM2008'

    EGM2008ジオポテンシャルモデル、次数 2159。このモデルは、潮汐のないシステムで 2.5 分間隔のポイント値グリッドを使用します。この関数は、このモデルのジオイド高を0.001 m の精度で計算します。

    メモ

    この機能を使用するには、アドオン エクスプローラーを使用して EGM2008ジオポテンシャルモデル データをダウンロードする必要があります。詳細については、aeroDataPackageを参照してください。

    データ型: char | string

    カスタムジオポテンシャルモデルの定義。カスタムジオポテンシャルモデルの定義のスカラー ファイルとして指定されます。

    このファイルには次の変数が含まれている必要があります:

    変数説明
    'latbp'

    測地緯度ブレークポイントの配列。

    'lonbp'

    経度ブレークポイントの配列。

    'grid'

    ジオイド高の値の表。

    'windowSize'

    補間点の数として 2 より大きい偶数整数スカラー。

    データ型: char | string

    範囲外の入力に対するアクション。次のように指定します。

    • 'Error' — 警告を表示し、入力が範囲外であることを示します

    • 'Warning' — エラーを表示し、入力が範囲外であることを示します

    • 'None' — 警告やエラーを表示しない

    データ型: char | string

    出力引数

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    ジオイド高。メートル単位の Mジオイド高の配列として返されます。

    ヒント

    • この関数は、潮汐のないシステムのポイント値のグリッドからジオイド高を補間します。

    • EGM96 モデルを使用する場合、この機能には 1996 年地球ジオポテンシャルモデルの制限があります。

    • EGM2008 モデルを使用する場合、この機能には 2008 地球ジオポテンシャルモデルの制限があります。

    • 補間方式は極をラップし、極の位置およびその近くでのジオイド高の計算を可能にします。

    • EGM96 および EGM2008 モデルのジオイドの起伏は、WGS84 楕円体を基準としています。

    • WGS84 EGM96 ジオイド起伏の誤差範囲は世界中で +/– 0.5 ～ +/– 1.0 m です。

    参照

    [1] Vallado, D. A. "Fundamentals of Astrodynamics and Applications." McGraw-Hill, New York, 1997.

    [2] NIMA TR8350.2: "Department of Defense World Geodetic System 1984, Its Definition and Relationship with Local Geodetic Systems."

    バージョン履歴

    R2010b で導入

    参考

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    外部の Web サイト