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飛行制御解析ツール

ハンドリングと飛行制御の結果を可視化するために、Aerospace Toolbox は次の機能を提供します。

• 短周期非減衰固有振動数応答 — shortPeriodCategoryAPlot、shortPeriodCategoryBPlot、および shortPeriodCategoryCPlot

• 境界線 — boundaryline

• 高度コンター— altitudeEnvelopeContour

Aerospace Blockset™ の Sky Hogg モデルで 3DOF機体の結果をプロットする方法の例については、短周期非減衰固有振動数の結果をプロットする を参照してください。この例では、Aerospace Blockset asbFlightControlAnalysis (Aerospace Blockset) 関数を使用して、縦方向および横方向の飛行性を計算する方法について説明します。結果から、shortPeriodCategoryAPlot 関数を使用してプロットするための短周期非減衰固有振動数応答を抽出できます。

短周期非減衰固有振動数の結果をプロットする

Aerospace Blockset フライト分析ツールは、探索できる多くの変数を生成します。たとえば、3DOF または 6DOF の機体の解析では、短周期の非減衰固有振動数応答 ω_nSP が生成されます。この例では、shortperiod 関数の 1 つを使用して、横方向の操縦特性を計算し、短周期の非減衰固有振動数応答 ω_nSP のカテゴリ A 飛行フェーズをプロットする方法について説明します。

メモ

このトピックには Aerospace Blockset ライセンスが必要です。

1. 3DOF 構成の飛行制御解析テンプレートを開始します。

   asbFlightControlAnalysis('3DOF')

   3DOF Sky Hogg Longitudinal Flying Quality Analysis プロジェクトは Simulink^® エディターで開始されます。

2. 縦方向および横方向の飛行性を計算するには、Analysis Workflow セクションで、ガイド付きワークフローをクリックします。プロンプトが表示されたらOKをクリックします。

3. 縦方向および横方向の飛行性を計算した後、ワークスペースで lonFQ 構造を見つけてダブルクリックします。

   

   変数ビューアで、ShortPeriodMode 変数をダブルクリックします。

   

4. wn 変数が存在することを確認します。wn 変数は、プロットする短周期の非減衰固有振動数応答です。

5. 短周期の非減衰固有振動数応答をプロットします。MATLAB^® コマンド ウィンドウで関数 shortPeriodCategoryAPlot を使用します。たとえば、迎角あたりの荷重係数が 10 の場合、このコマンドを入力します。

   shortPeriodCategoryAPlot(10, lonFQ.ShortPeriodMode.wn, 'ro')

   短周期の非減衰固有振動数応答がプロットされた図ウィンドウが開きます。

   

6. 結果が許容範囲内であるかどうかを評価するには、赤い点が限度内にあるかどうかを確認します。

参考

altitudeEnvelopeContour | boundaryline | shortPeriodCategoryAPlot | shortPeriodCategoryBPlot | shortPeriodCategoryCPlot