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ecef2lla

地球中心地球固定座標（ECEF）を測地座標に変換する

構文

lla = ecef2lla(ecef)

lla = ecef2lla(ecef,model)

lla = ecef2lla(ecef,f,Re)

説明

lla = ecef2lla(ecef) は、m 行 3 列の ECEF 座標配列 ecef を、m 行 3 列の測地座標 (緯度、経度、高度) 配列 lla に変換します。単位はメートルです。

lla = ecef2lla(ecef,model) は特定の楕円体惑星の座標を変換します。

lla = ecef2lla(ecef,f,Re) は、平坦化 f と赤道半径 Re によって定義されるカスタム楕円体惑星の座標を変換します。

例

1つのECEF座標で緯度、経度、高度を決定する

ECEF 座標での緯度、経度、高度を決定します。

lla = ecef2lla([4510731 4510731 0])

lla =

         0   45.0000  999.9564

複数の ECEF 座標における緯度、経度、高度を決定する

WGS84 楕円体モデルを使用して、複数の ECEF 座標における緯度、経度、高度を決定します。

lla = ecef2lla([4510731 4510731 0; 0 4507609 4498719], 'WGS84')

lla =

         0   45.0000  999.9564
   45.1358   90.0000  999.8659

カスタム楕円体モデルを使用して複数の ECEF 座標の緯度、経度、高度を決定する

カスタム楕円体モデルを使用して、複数の座標での緯度、経度、高度を決定します。

f = 1/196.877360;
Re = 3397000;
lla = ecef2lla([4510731 4510731 0; 0 4507609 4498719], f, Re)

lla =

   1.0e+06 *

         0    0.0000    2.9821
    0.0000    0.0001    2.9801

入力引数

ecef — ECEF 座標

m 行 3 列の配列 | ベクトル

ECEF 座標。メートル単位の m 行 3 列の配列として指定されます。

データ型: double

model — 楕円体惑星モデル

'WGS84' (既定値)

楕円体惑星モデル。'WGS84' として指定されます。

データ型: double

f — 平坦化

スカラー

各極での平坦化をスカラーとして指定します。

データ型: double

Re — 赤道半径

スカラー

赤道半径。メートル単位のスカラーとして指定します。

データ型: double

出力引数

lla — 測地座標

m 行 3 列の配列

測地座標 (緯度、経度、高度) は、[度 度 メートル] 単位の m 行 3 列の配列として返されます。

バージョン履歴

R2006b で導入

参考

geoc2geod | geod2geoc | lla2ecef