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アプリベースの 5G NR チャネルの設計と解析

R2025a 以降

この例では、無線チャネル デザイナー アプリを使用して 5G NR チャネル モデルの設計と解析を行う方法、およびチャネル構成をエクスポートする方法を説明します (5G Toolbox™ が必要)。

無線チャネル デザイナー アプリの起動

MATLAB® ツールストリップの [アプリ] タブにある [信号処理と通信] で、無線チャネル デザイナー アプリのアイコンをクリックします。

5G チャネル タイプの選択

5G Toolbox™ 用にアプリを構成するため、アプリのツールストリップの [チャネル タイプ] セクションで 5G TDL チャネル タイプのアイコンをクリックします。

5G TDL チャネルの設計と解析

アプリ内のパラメーターを使用して 5G TDL チャネルを設計します。各パラメーターは、nrTDLChannel System object™ のプロパティに対応します。アプリのツールストリップの [解析] セクションでは、可視化スコープの選択と解析パラメーターの設定を行うことができます。[解析] をクリックすると、選択したスコープを使用して解析結果が表示されます。

たとえば次の図は、デフォルトのパラメーターを使用した 5G TDL チャネルの電力遅延プロファイル、インパルス応答、および OFDM 応答のスコープを示しています。

5G TDL のチャネルとパス ゲインの MATLAB ワークスペースまたは MATLAB ファイルへのエクスポート

5G TDL チャネル構成とパス ゲインをエクスポートするには、アプリのツールストリップの [エクスポート] セクションで、[ワークスペースにエクスポート] または [ファイルへエクスポート] を選択します。このアプリは、チャネル構成を nrTDLChannel オブジェクトとしてエクスポートし、パス ゲインを MATLAB ワークスペースまたは MAT ファイル (.mat) 内の複素行列としてエクスポートします。

5G TDL チャネルの MATLAB スクリプトへのエクスポート

5G TDL チャネル構成を MATLAB スクリプトとしてエクスポートするには、アプリのツールストリップの [エクスポート] セクションで、[MATLAB スクリプトのエクスポート] を選択します。スクリプトを使用すると、プログラムでパス ゲインを生成し、波形をチャネルに渡すことができます。

参考

トピック