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nrPBCHIndices

PBCH リソース エレメント インデックスを生成する

説明

[ind,info] = nrPBCHIndices(ncellid) は、物理ブロードキャスト チャネル (PBCH) のリソース エレメント インデックス ind および関連するインデックス情報 info を返します。この関数は、TS 38.211 の Section 7.4.3.1 [1]を実装するものです。対応する物理レイヤーのセル ID 番号は ncellid です。線形インデックス形式を使用して返されるインデックスは 1 ベースです。このインデックス形式では、同期信号/物理ブロードキャスト チャネル (SS/PBCH) ブロックに対応する 240 行 4 列の行列の要素のインデックスを直接指定できます。インデックスの順序は、PBCH 変調シンボルがどのようにマッピングされるかを示します。

[ind,info] = nrPBCHIndices(ncellid,Name,Value) は、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用して、追加のインデックス フォーマット オプションを指定します。指定していないオプションは既定値になります。

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特定のセル ID に対し、単一の SS/PBCH ブロック内の PBCH シンボルに関連付けられた 432 個のリソース エレメント インデックスを生成します。

ncellid = 17;    
indices = nrPBCHIndices(ncellid);

入力引数

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物理レイヤーのセル ID 番号。0 ~ 1007 の整数として指定します。

データ型: double

名前と値の引数

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オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。

例: 'IndexStyle','subscript','IndexBase','0based' は、既定以外のリソース エレメントのインデックス形式プロパティを指定します。

RE インデックス形式。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'index' — 線形インデックス形式のインデックス

  • 'subscript' — 添字行形式 [subcarrier, symbol, antenna] のインデックス

データ型: char | string

RE インデックス ベース。次の値のいずれかとして指定します。

  • '1based' — 1 からカウントを開始するインデックス

  • '0based' — 0 からカウントを開始するインデックス

データ型: char | string

出力引数

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PBCH リソース エレメント インデックス。次のいずれかとして返されます。

  • 列ベクトル — 'IndexStyle''index' の場合。

  • M 行 3 列の行列 — 'IndexStyle''subscript' の場合。行列の行は、SS/PBCH ブロック内のサブキャリアと OFDM シンボルの数、およびアンテナの数をそれぞれベースとした添字 [subcarrier, symbol, antenna] に対応します。

'IndexBase' に応じて、インデックスは 1 ベースまたは 0 ベースになります。

データ型: uint32

PBCH インデックスに関する特性情報。次のフィールドをもつ構造体として返されます。

パラメーター フィールド説明
G

864

符号化とレート マッチングが行われた PBCH データ ビットの数。

Gd

432

符号化とレート マッチングが行われた PBCH データ シンボルの数。Gd は、PBCH インデックスの行数に等しくなります。

参照

[1] 3GPP TS 38.211. “NR; Physical channels and modulation.” 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network.

拡張機能

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C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2018b で導入

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