【エネルギーマネジメントシステム開発の新常識】 DXとモデルベースデザインでカーボンニュートラルの実現をリードする
概要
近年、環境への配慮と持続可能な社会の発展がますます重要視されています。カーボンニュートラルの実現に向けて、エネルギーをいかに賢く上手に運用するかが課題となっており、エネルギーマネジメントシステムのさらなる技術革新や品質・開発効率向上が求められています。そこで注目されているのが、DX(デジタルトランスフォーメーション)やデジタル技術を活用した製品開発です。本セミナーでは、エネルギーマネジメントシステム開発におけるDXの活用方法、およびモデルベースによる開発アプローチについてご紹介します。
現在、製品/サービス開発における競争力の源泉はエンジニアリングチェーンの上流にシフトしつつあり、開発上流からシステムとしての機能・性能を効率的に評価し、スピーディーに製品展開してゆくことが重要視されています。その1つの解決手段として、シミュレーション可能なデジタル仕様書であるモデルに基づく開発手法(モデルベースデザイン、MBD)が注目を集めています。本セミナーを通じて、DX活用からモデルベースの基本的な考え方、MathWorksが提供する具体的なソリューションまで幅広くご理解いただけます。
ハイライト
- エネルギーマネジメントシステム開発に必要なDXによるデジタルエンジニアリングプラットフォーム構築のポイントを紹介
- 物理現象とアルゴリズムのモデル化とシミュレーションにより、エネマネシステムの機能・性能を適正化
- HILSを活用することで試験自体の実施が難しいエネルギーマネジメントシステムのテスト業務を効率化
参加対象者
本セミナーは、エネルギーマネジメントシステム(建物・施設、産業装置、電動モビリティなど)の開発や運用に携わるエンジニアの皆様を対象に開催します。アルゴリズム・アプリケーション開発、ソフトウェア開発、CAE解析、システム企画、サービス開発に携わる方はもちろん、DXを活用した開発にご興味のある方もぜひお気軽にご参加ください。
アジェンダ
時間 | タイトル |
14:00-14:05 (5min) |
オープニング |
14:05-14:40 (35min) |
DX活用で実現するカーボンニュートラル MathWorks Japan Industrial Automation & Machinery Industry Manager 遠山 巧 「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では、「グリーンとデジタルは、車の両輪」と明記されており、カーボンニュートラル社会を実現するためにはDX(デジタルトランスフォーメーション)活用は必要不可欠です。本セッションでは、カーボンニュートラル社会を構成するパワエレコンポーネントからエネルギーの最適運用を担うエネルギーマネジメントシステムの開発に必要なDXによるデジタルエンジニアリングプラットフォーム構築のポイントについてご紹介します。 |
14:40-15:25 (45min) |
建物・施設エネルギーマネジメントシステム開発、モデルベースで解決する生産性向上 MathWorks Japanアプリケーションエンジニアリング部 赤阪 大介 エネルギーマネジメント技術開発をより早く賢く進めるために、デジタル仕様書「モデル」に基づく開発手法が注目を集めています。本セッションでは、モデルを活用した開発手法の概要と導入効果についてご紹介し、住宅・ビルの電力マネジメントやデータセンターの熱マネジメントの技術開発をテーマに、バーチャル試作から製品展開までモデルの活用法について具体例を交えて解説します。
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15:25-15:35 (10min) |
休憩 |
15:35-16:05 (30min) |
リアルタイムシミュレーションを活用したエネルギーマネジメントシステムのテスト・検証 MathWorks Japan アプリケーションエンジニアリング部 新井 克明 自動車・航空機・船舶などあらゆる分野でエネルギーマネジメントシステムに関連する研究開発が活発化してきています。エレクトロニクス分野を含めたシステム設計では、シミュレーションベースの設計開発が必須となり、その重要性はますます増してきていますが、仕上がったコントローラやコンポーネントの量産/試作機を、実機環境に近い条件で迅速に試験・評価するための環境作りも重要になります。 このセッションでは、MathWorksのソリューション紹介を交えながら、電力システム開発におけるリアルタイムシミュレーションの適用事例をご紹介します。 |
16:05-16:15 (10min) |
ご案内、クロージング |
対象製品
このイベントは、関連するトピックシリーズの一部です。 このシリーズのイベントリストをご覧ください。