制御システムの実践
このシリーズでは、制御システムエンジニアの実務や制御システム設計の実践的な側面について学びます。制御システムエンジニアの日々の業務は、単なるコントローラーの設計や調整だけではありません。プロジェクトの規模や段階によって、担当業務や連携部門が大きく異なることもありますが、依然として、制御システムの設計とテストは業務の大部分を占めています。このシリーズでは、制御システム エンジニアリングの現場でよく用いられる制御手法として、ゲイン スケジューリングとフィードフォワードを取り上げます。制御システムは優れたものほどシンプルなものが多く、だからこそ制御に関する課題にも実用的だと言えます。ゲインスケジューリングは単純な線形コントローラーのゲインを調整して非線形システムを制御する手法で、フィードフォワードは設定点の変化や測定外乱を利用してフィードバック誤差を抑える手法です。この 2 つは、実用的な制御器を開発するためによく用いられるシンプルな技法です。最後に、このシリーズでは、動的システムの時間遅延についても取り上げ、その発生要因と重要性について解説します。システムで時間遅延が問題となる場合、その遅れを制御器側で工夫して補おうとするよりも、まず遅れそのものを発生源で最小限に抑えるほうが多くの場面で有効です。制御エンジニアの仕事は数ヶ月かけて最先端の非線形コントローラーを開発することだと簡単に考えてしまいがちですが、実際にはこうした課題に対処する実践的な手法が数多くあります。
制御系エンジニアの仕事は、単にコントローラーを設計し、調整するだけではありません。このビデオでは、実際の業務における役割や作業内容、連携する部門やチームなどを通して、実務の全体像を紹介します。
制御理論は、自律システムを開発するためのツールをもたらす数学的フレームワークです。知っておきたい制御理論のさまざまな側面についてご紹介します。
今回の Tech Talk では、学生が抱きがちな制御工学に関する誤解のいくつかを解説します。
優れた制御システムほどシンプルであることが多いと言われています。今回のビデオでは、線形コントローラーのゲインを調整して非線形システムを制御する手法「ゲインスケジューリング」の概要を紹介します。
制御システムには主に 2 つの目的があり、1 つはシステムを設定値に追従させること、もう 1 つは外乱を抑制することです。その点において、フィードバック制御は非常に強力ですが、今回のビデオでは、フィードフォワード制御がどのようにフィードバックを補完して目標達成を容易にしているのか、その仕組みを解説します。
動的システムには必ず時間遅延が内在します。制御系エンジニアは、その対処方法を理解しておく必要があります。今回のビデオでは、時間遅延の概要や発生源だけでなく、その重要性についても解説します。
今回のビデオでは、2 次のノッチフィルターを反転した振動系と捉える考え方を紹介します。このように捉えると、伝達関数の各項がノッチの形状や位置にどう影響するかを理解する手がかりが得られます。
今回のビデオでは、伝達関数における最小位相の意味、非最小位相系が生じる要因、それらの違いがシステムの挙動にどう影響するかを解説します。
制御系の設計では s 領域の伝達関数を用いる傾向がありますが、最終的なソリューションをソフトウェアに実装する必要があります。今回のビデオでは、伝達関数をマイクロコントローラー上で実行可能なコードに変換する方法を解説します。
フィードバックシステムを分析する際、基準信号と出力の関係だけに注目しがちです。しかし、システムの挙動を完全に理解するにはそれだけでは不十分で、「ギャング・オブ・シックス」と呼ばれる 6 つの伝達関数に目を向ける必要があります。
今回のビデオでは、ステップ応答に関するいくつかの興味深い点について説明します。ステップ応答とは何か、そして閉ループ制御システムの設計要件を指定するためにどのように使用されるかについて見ていきます。
LTI システムの周波数応答を可視化するニコルス線図、ナイキスト線図、ボード線図という 3 つの手法についてご覧ください。各手法の長所と選択する理由を説明します。
制御システムの実際、パート11: 安定性を保証するための受動性ベースの制御
受動性ベースの制御を使用して、フィードバック システムの閉ループ安定性を保証します。システムの安定性を評価するための、ゲインと位相余裕の確認以外の方法について検討します。
制御システムの実際、パート 12: パデ近似が優れている理由
パデ近似とは何か、その計算方法、重要である理由、および使用する場面について、特に時間遅延と制御システム設計に沿って説明します。
このビデオでは、システムへの入力と出力の関係を簡潔に表す伝達関数について紹介します。伝達関数が広く利用されている理由とその用途を説明します。
このビデオでは、Z 変換の基礎を直観的に理解できるように、Z 変換の背後にある数学について説明し、類似の離散時間フーリエ変換と比較します。
この Tech Talk では、z 領域 (z 平面) が s 領域や時間および周波数領域とどのような関係があるかを取り上げます。
このビデオでは、ラグランジュ乗数を用いた制約のある最適化問題を解く直観的な方法を紹介します。C(x) = 0 という制約のもとで、関数 J(x) の最小値や最大値を求めることができます。
この Tech Talk では動的システムのモデル化のマップを紹介しつつ、動的システムモデルを作成および操作するために MATLAB および Simulink 内にあるさまざまなツールや手法の多くを取り上げます。
PID から強化学習まで、システムの出力と入力の間でループを閉じるために用いるフィードバック コントローラー手法について学習します。
根軌跡図を感覚的に捉え、極と零点が制御システムの安定性と応答にどのように影響するかを確認できます。