MATLAB 基本設定を再生成するには、次の手順に従います:
1. ユーザーアカウントの MATLAB 基本設定フォルダーを見つけます。
デフォルトでは次の場所にあります。
Windows:C:\Users\%username%\AppData\Roaming\MathWorks\MATLAB\R20XXx
Linux:/home/$USER/.matlab/R20XXx
macOS:/Users/$USER/Library/ApplicationSupport/MathWorks/MATLAB/R20XXx
または、MATLAB のコマンドウィンドウ上で次のコマンドを実行します。
>> prefdir
ご利用のシステムによっては、デフォルトのパスが異なる場合があります。
また一部のシステムでは、基本設定フォルダが非表示（隠しフォルダ）になっていることがあります。
2. MATLAB が終了していることを確認し、対象の MATLAB バージョンに対応する基本設定フォルダーの名前を変更します。
MATLAB R20XXx の基本設定を再生成する場合、「R20XXx」フォルダーを「R20XXx_old」のように変更します。
その後、「R20XXx」という名前の空のフォルダを作成します。
空のフォルダを作成することで、MATLAB が以前のリリースから基本設定情報の引き継ぎを防ぐ事が可能です。
3. MATLAB を再起動します。
MATLAB を再起動すると、「手順2.」で作成した空のフォルダに基本設定ファイルが再生成されます。
この作業により期待する効果が得られなかった場合、新しく作成した「R20XXx」フォルダを削除し、「R20XXx_old」フォルダの名前を元に戻すことで、以前の設定を復元することができます。
