断面曲線を粗さ曲線にするための、ガウスフィッティングの方法が分かりません。
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材料断面の画像から、「grabit」を使って断面曲線を抽出しました。
ここから、粗さ曲線を作る為に、ガウスフィッティングを行う必要があるのですが、
方法が分かりません。どなたか教えていただけないでしょうか。
(図は抽出した曲線です。
)
)7 件のコメント
Hiro Yoshino
2020 年 9 月 8 日
MATLAB外の角度から、少し気になる部分がありましたので何点かアドバイス差し上げます:
- 断面曲線:これは写真断面の曲線のことではないのでは?と思われます。専門用語で、いわゆるプライマリプロファイルと呼ばれるものではないかと。これが何なのかと言うと、生のプロファイルに対して接触式の粗さ測定機のスタイラスチップの半径値を補正するものです。ある種のローパスフィルタを掛けます。この場合カットオフ値 = 2.5 um を使うことが多いですが、規格が決まっているのでISO/JISを参照されると良いかと思われます
- 粗さ曲線:これは上記のプライマリプロファイルにハイパスフィルタを掛けたものです。最新のISO/JISだとガウシアンフィルタ推奨だと思われますが、カットオフ値 λc を設定します。この値も規格で決まっているので専門的な会社などのホームページ等で調べられると良いと思われます
- (ガウシアンフィルタを含め) デジタルフィルタを用いるため、エイリアシングの影響が存在する場合には、本来ならば存在しない成分の波長がプロファイルに表れてしまいます。そのため、ナイキスト周波数(サンプリングレートの2倍以上の周波数領域)を除去できるフィルタを適用する必要があります
- ナイキスト周波数を考えた実運用上の捨てるべき波長は、5 or 7×サンプリング間隔 < λc です
- 粗さのフィルター適用後 (ガウス関数のコンボリューション計算後)に、両端を数カットオフ分削り、評価するのがISO/JISに沿ったやり方です。両端のプロファイルが歪んでしまうので、正しく評価出来ないのが理由です。これを避けるために窓関数を最初にかけたりする人も居ます
- ISO/JISの表に従った粗さの計算をしていないと、お仕事をする上では色々と都合が悪くなると思うので、まずは規格に合った測定・解析をされると良いと思います
日本企業でこのあたりの内容を載せているのは
東京精密、ミツトヨ
世界的には
Taylor Hobson, Carl Zeiss
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参考
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