R2016a より、MATLAB は 64bit 版のみの提供となりました。それに伴い、MATLAB Compiler および MATLAB Compiler SDK にて生成されるアプリケーション、コンポーネント、ライブラリは、64bit 環境のみサポートしています。例外として、32ビットExcel のアドインで、64ビットのMATLAB Runtimeで実行することが可能です。
詳細につきましては、以下の情報をご覧ください。
MATLAB Compiler
* R2016a以降、Windows 用の 32 bit スタンドアロンアプリケーションはサポートされなくなりました。 64bit のスタンドアロンアプリケーションのみを作成して共有することができます。ただし、R2015b(またはそれ以前の)32bit 版のMATLAB Compilerを引き続き使用して、32bit Windowsに展開できます。
- Windows 上で 64bit MATLAB Compilerを使用すると、64bit Windows 上で動作する 32bit または64bit Excelで動作するアドインを作成できます。 この機能は、MATLAB Compiler R2015bで導入されています。 R2016aより前のMATLABプログラムで試してみることをお勧めします。
MATLAB Compiler SDK
- R2016a では、32bit C / C ++共有ライブラリ、Microsoft®.NET アセンブリ、COM コンポーネント、またはJava®クラスを作成できなくなりました。統合環境にて 64bit コンポーネントを使用できるよう、アプリケーションを更新することをご検討ください。 32 bit 互換性が必要な場合は、R2015b(またはそれ以前)の32bit 版MATLAB を使用することをお勧めします。
- MATLAB Production Server クライアントの場合:
- Java、Python、および.NETクライアントはプラットフォームに依存しないため、影響を受けません。
- MATLAB Production Server 用の 32bit C / C ++クライアントは使用できなくなります。 64bit クライアントを使用するように C / C ++アプリケーションを更新することをご検討ください。