ネットワーク ライセンス マネージャー（ライセンス マネージャー）を実行するには、設定されたライセンスファイルが必要です。MathWorks からダウンロードされる license.lic ファイルだけではライセンス マネージャーを実行できません。このファイルをダウンロードした後、ライセンスファイルの先頭に SERVER 行と DAEMON 行を追加する必要があります。ファイルを "license.lic" から "license.dat" にリネームすることで、ファイルが修正されたことを示すことができますが、必須ではありません。
MathWorks Product Installer を使用してライセンス マネージャーをインストールする場合、インストーラーが自動的にこの設定を行います。しかし、手動でライセンス マネージャーをインストールおよび設定する場合は、SERVER 行と DAEMON 行をライセンスファイルの先頭に手動で追加する必要があります。
SERVER 行と DAEMON 行 を手動で追加するには、以下の形式を参照します。
Linux & macOS
SERVER $Hostname $HostID $primary-port-number
DAEMON MLM /full/path/to/MLM port=daemon-port-number
Windows
SERVER $Hostname $HostID $primary-port-number
DAEMON MLM "C:\full path\to\MLM.exe" port=daemon-port-number
$Hostname はライセンスサーバーのホスト名です。
$HostID はライセンスサーバーの ホスト ID です。
以下に SERVER 行と DAEMON 行の例を示します。
SERVER jimmy-computer 047B2706C07E 27000
DAEMON MLM "C:\Program Files\MATLAB\R2024b\etc\win64\MLM.exe" port=1711
この新しく保存したライセンスファイルをライセンス マネージャーで使用できます。DAEMON 行のポート番号の指定は必須ではありませんが、強く推奨されます。設定しない場合、ライセンス マネージャーを再起動するたびに、50000 あたりの番号に変更されます。
