FFT を使用したパワースペ​クトル密度推定(PS​D)について

44 ビュー (過去 30 日間)
拓也 矢田
拓也 矢田 2024 年 2 月 22 日
コメント済み: 拓也 矢田 2024 年 3 月 6 日
現在、立っている状態での重心動揺の信号におけるPSDを算出するためにFFTの解析をかけております。
指定した周波数帯域のPSDを取得するためにはどうすればよろしいでしょうか?指定する周波数帯域は、0-0.3Hz, 0.3-1.0Hz, 1.0-3.0Hzです。
現在のコードでは、0-0.3Hz帯域でとても大きい値が出てしまっており、原因が分からず質問させていただきました。
下記がコードとなります。
fs = 1000.00;
N = length(time);
fft_COP_X = fft(filt_COP_X);
fft_COP_Y = fft(filt_COP_Y);
fft_COP_X = fft_COP_X(1:N/2+1);
p_fft_COP_X = (1/(fs*N)) * abs(fft_COP_X).^2;
p_fft_COP_X(2:end-1) = 2*p_fft_COP_X(2:end-1);
freq = 0:fs/length(time):fs/2;
fft_COP_Y = fft_COP_Y(1:N/2+1);
p_fft_COP_Y = (1/(fs*N)) * abs(fft_COP_Y).^2;
p_fft_COP_Y(2:end-1) = 2*p_fft_COP_Y(2:end-1);
freq = 0:fs/length(time):fs/2;
Plow_fft_COP_X = sum(p_fft_COP_X(1:10));%0-0.3Hz 低周波数帯域 Power
Pmedium_fft_COP_X = sum(p_fft_COP_X(10:32));%0.3-1.0Hz 中周波数帯域 Power
Phigh_fft_COP_X = sum(p_fft_COP_X(32:92));%1.0-3.0Hz 高周波数帯域 Power
Plow_fft_COP_Y = sum(p_fft_COP_Y(1:10));%0-0.3Hz 低周波数帯域 Power
Pmedium_fft_COP_Y = sum(p_fft_COP_Y(10:32));%0.3-1.0Hz 中周波数帯域 Power
Phigh_fft_COP_Y = sum(p_fft_COP_Y(32:92));%1.0-3.0Hz 高周波数帯域 Power
ご教示いただけると幸いです。宜しくお願い致します。

採用された回答

covao
covao 2024 年 3 月 1 日
編集済み: covao 2024 年 3 月 2 日
ご質問のコードを参考に、特定の周波数帯域でのパワースペクトル密度を算出しています。
(生成AIを用いています)
  • 周波数帯域の配列インデックスをfind関数を用いて設定しています。
  • 周波数帯域のパワースペクトル密度を平均値で算出
  • FFTに窓関数を設定していませんが、波形によっては検討が必要な場合もあります。
% Define the sampling frequency and time vector
fs = 1000.0;
t = 0:1/fs:20;
% Generate the signals (combination of 0.15Hz, 0.65Hz, and 2Hz)
filt_COP_X = sin(2*pi*0.15*t) + 0.5*sin(2*pi*0.65*t) + 0.2*sin(2*pi*2*t);
% Perform FFT analysis
N = length(filt_COP_X);
fft_COP_X = fft(filt_COP_X);
fft_COP_X = fft_COP_X(1:floor(N/2)+1);
p_fft_COP_X = (1/(fs*N)) * abs(fft_COP_X).^2;
p_fft_COP_X(2:end-1) = 2*p_fft_COP_X(2:end-1);
freq = linspace(0, fs/2, length(p_fft_COP_X));
% Calculate indices corresponding to specified frequency bands
idx_low = find(freq >= 0 & freq <= 0.3);
idx_medium = find(freq > 0.3 & freq <= 1.0);
idx_high = find(freq > 1.0 & freq <= 3.0);
% Calculate power in each frequency band
Plow_fft_COP_X = mean(p_fft_COP_X(idx_low));
Pmedium_fft_COP_X = mean(p_fft_COP_X(idx_medium));
Phigh_fft_COP_X = mean(p_fft_COP_X(idx_high));
% Output the results
disp(['PSD X: Low=', num2str(Plow_fft_COP_X), ', Mid=', num2str(Pmedium_fft_COP_X), ', High=', num2str(Phigh_fft_COP_X)] );
PSD X: Low=1.4286, Mid=0.17856, High=0.0099974
% Plot the power spectrum and original signals
figure;
% Original Signals
subplot(2, 1, 1);
plot(t, filt_COP_X);
title('Original Signal COP X');
xlabel('Time (s)');
ylabel('Amplitude');
grid on;
% Power Spectrum
subplot(2, 1, 2);
plot(freq, p_fft_COP_X);
title('Power Spectrum COP X');
xlabel('Frequency (Hz)');
ylabel('Power');
xlim([0, 3]); % Display up to 3Hz
grid on;
  5 件のコメント
Morio Nishigaki
Morio Nishigaki 2024 年 3 月 5 日
データの切り出し方により、0Hz成分が出力されてしまうことはあり得ます。例えばサイン波で0~540度までの1.5波分を切り出してしまったとすると、プラス側の0Hz成分が多いので、FFTの出力には0Hz成分が出てきます(本来の時間切り出しなしのサイン波では0Hz成分がないにもかからわず)。
簡単に0Hz成分を除去したい場合は、信号Sのとき、S0 = S - mean(S); で求めたS0を使うとよいと思います。
質問の意図から外れていたらすみません。
拓也 矢田
拓也 矢田 2024 年 3 月 6 日
お忙しいところ、ご対応いただきありがとうございました。S0 = S - mean(S); で求めたS0を用いることによって、解決しました。大変勉強になりました。ありがとうございました。

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