このエラーは、すべてのライセンスが現在使用中であることを示しています。つまり、特定の製品のキーがすべてライセンス サーバーからチェックアウトされています。別のユーザーがライセンスをプールに戻すまで、その製品のライセンスにアクセスできません。現在使用中のライセンスについては、ライセンス管理者に確認してください。ライセンス管理者は、以下のライセンス管理者セクションの手順に従ってライセンスの使用状況を確認できます。
このエラーは、特定のリリースの製品のライセンスがすべて使用中の場合にも発生することがあります。例えば、ネットワーク ライセンス マネージャーが MATLAB R2022b 用に 2 つのライセンス、MATLAB R2021a 用に 3 つのライセンスを持っている場合、5 つのライセンスは R2021a およびそれ以前のリリースで使用できますが、R2022b以降のリリースは 2 つのライセンスしか利用できません。3 つ目のライセンスをチェックアウトしようとすると、このエラーが発生します。
ライセンス管理者セクション
Windows
- lmtools を起動します。場所は $MATLAB\etc\win64 です。
- Server Status タブで「Perform Status Enquiry」ボタンをクリックして、現在のライセンス使用状況の詳細なレポートを取得します。
Linux/Mac
- ターミナル ウィンドウを開きます。macOS の場合は、Applications/Utilities ディレクトリにある Terminal アプリケーションを使用します。
- ターミナルで、$MATLAB/etc ディレクトリに移動します。
例：
Linux
cd /usr/local/MATLAB_R2024b/etc
macOS
cd /Applications/MATLAB_R2024b.app/etc
- 次のコマンドを実行して使用情報を取得します。
./lmstat -a -c <path to license file>
lmtools または lmstat の出力例は以下の通りです。
--------
Status
--------
Flexible License Manager status on Mon 9/26/2024 15:35
[Detecting lmgrd processes...]
License server status: 27000@license1
License file(s) on license1: C:\Program Files\MATLAB\R2024b\etc\license.dat:
license1: license server UP (MASTER) v11.18.1.0
Vendor daemon status (on license1):
MLM: UP v11.18.1.0
Feature usage info:
Users of MATLAB: (Total of 2 licenses issued; Total of 2 licenses in use)
"MATLAB" v22, vendor: MLM
nodelocked license, locked to "ID=123456"
joesmith joe-pc joe-pc (v22) (joe-pc/27000 102), start Mon 9/28 15:37
janedoe jane-pc jane-pc (v22) (jane-pc/27000 101) start Tues 9/29 08:26
この例では、Joe または Jane が MATLAB を閉じてライセンスを返すまで、ライセンスは利用できません。
