MATLAB および Simulink トレーニング

コースの詳細

この2日間のコースでは、AUTOSAR Blockset を用いた AUTOSAR Adaptive準拠のモデリングとコード生成について学びます。また、モデルベースデザインにおけるトップダウン型およびボトムアップ型のソフトウェア開発アプローチのワークフローについて解説します。 なお、このコースは、Embedded Coder を用いてC/C++コードの自動生成を行う自動車業界のソフトウェア開発者およびシステムエンジニアを対象としています。
  • AUTOSAR Adaptive プラットフォームの概要
  • AUTOSAR Adaptive の C++ コードとアーティファクトについて
  • AUTOSAR Adaptive イベントのモデル化
  • AUTOSAR Adaptive マルチレートアプリケーションのモデル化
  • AUTOSAR Adaptive メソッドのモデル化
  • AUTOSAR Adaptive アプリケーションのインポート
  • AUTOSAR Adaptive ソフトウェア アーキテクチャのモデル化
  • AUTOSAR Adaptive ランタイム サービスのモデル化

1日目


AUTOSAR Adaptive プラットフォームの概要

学習目標: AUTOSAR プラットフォーム間の違いと、Simulink と AUTOSAR Blockset が AUTOSAR Adaptive ソフトウェア設計をどのようにサポートするかについて理解します。

  • AUTOSAR の概要
  • AUTOSAR Adaptive プラットフォーム
  • サービス指向アーキテクチャ
  • AUTOSAR Adaptive アプリケーション設計のための Simulinkの使用

AUTOSAR Adaptive の C++ コードとアーティファクトについて

学習目標: AUTOSAR Adaptive 用のコード生成およびシミュレーション用に Simulink モデルを構成し、生成された AUTOSAR Adaptive C++ コードと ARXML ファイルをナビゲートする方法について学びます。

  • 汎用 C/C++ コードの生成
  • AUTOSAR Adaptive コード生成のためのモデルの構成
  • AUTOSAR Adaptive C++ コードと ARXML ファイルの生成
  • AUTOSAR Adaptive モデルのシミュレーション

AUTOSAR Adaptive イベントのモデル化

学習目標: イベントベースの通信を使用する AUTOSAR Adaptive ポートとインターフェースの作成およびモデル化について学びます。

  • AUTOSAR Adaptive 端子とインターフェイスの構成
  • AUTOSAR Adaptive アプリケーションでの Simulink バスの使用

AUTOSAR Adaptive マルチレートアプリケーションのモデル化

学習目標: AUTOSAR Adaptive アプリケーションで周期的および非周期的レートをスケジュールする方法について学びます。

  • AUTOSAR Adaptive モデル化の領域
  • イベントドリブン AUTOSAR Adaptive アプリケーションのモデル化

2日目


AUTOSAR Adaptive メソッドのモデル化

学習目標: AUTOSAR Adaptive メソッドを使用して通信するクライアントおよびサーバー アプリケーションをモデル化する方法について学びます。

  • AUTOSAR Adaptive アプリケーション間のサービス インターフェイスの構成
  • ブロッキング メソッド呼び出しのモデル化
  • 非ブロッキング メソッド呼び出しのモデル化

AUTOSAR Adaptive アプリケーションのインポート

学習目標: 既存の ARXML ファイルをインポートして、正しいアーキテクチャとインターフェースを持つ Simulink モデルを自動的に生成する方法について学びます。

  • AUTOSAR Adaptive XML (ARXML) の説明
  • AUTOSAR Adaptive アプリケーションのインポート
  • 配列と列挙のデータ型
  • 生成された Simulink モデルへの機能の追加
  • ハーネス モデルによるシミュレーション
  • AUTOSAR Adaptive コード生成
  • 構造体と固定小数点データ型
  • Simulink におけるインポートされたデータ型の管理
  • 変更した ARXML ファイルのインポート

AUTOSAR Adaptive ソフトウェア アーキテクチャのモデル化

学習目標: AUTOSAR Adaptive ソフトウェア アーキテクチャ設計を作成し、動作する AUTOSAR Adaptive アプリケーションとコンポジションを追加する方法について学びます。

  • AUTOSAR Adaptive のソフトウェア アーキテクチャとソフトウェア コンポジションの作成
  • AUTOSAR Adaptive アプリケーションの生成
  • AUTOSAR Adaptive のコンポジションとアプリケーションのエクスポート
  • AUTOSAR Adaptive ソフトウェア アーキテクチャ モデルのシミュレーション

AUTOSAR Adaptive ランタイム サービスのモデル化

学習目標: 永続データを読み書きし、標準のログ記録ユーティリティを利用するように AUTOSAR Adaptive アプリケーションを構成する方法について学びます。

  • キー値永続性のモデル化
  • 標準ログ記録ユーティリティへの出力

レベル: 中級

必要条件:

Simulink® 基礎(もしくは、自動車分野向けSimulink 基礎)および、Embedded Coder® による量産向けコード生成トレーニングを受講された方。C++言語のプログラミング知識および AUTOSAR Adaptive についての基礎知識をお持ちの方。

期間: 2 日

言語: 中文, 한국어

スケジュールを確認して登録する