det

ローラン行列の行列式

R2021b 以降

構文

d = det(A)

説明

d = det(A) は、ローラン行列 A の行列式を返します。

例

ローラン行列の行列式

次の 2 つのローラン多項式を作成します。

• $$a(z)=6z^{-2}$$

• $$b(z)=z^3/6$$

lpA = laurentPolynomial(Coefficients=[6],MaxOrder=-2);
lpB = laurentPolynomial(Coefficients=[1/6],MaxOrder=3);

ローラン行列 $\left[\begin{array}{cc}\mathit{a}\left(\mathit{z}\right)& 1\\ 1& \mathit{b}\left(\mathit{z}\right)\end{array}\right]$ を作成します。

lmat = laurentMatrix(Elements={lpA 1; 1 lpB});

lmat の行列式を求めます。行列式が $$z-1$$ であることを確認します。

d = det(lmat)

d = 
  laurentPolynomial with properties:

    Coefficients: [1 -1]
        MaxOrder: 1

入力引数

A — ローラン行列

laurentMatrix オブジェクト

ローラン行列。laurentMatrix オブジェクトとして指定します。

出力引数

d — 行列式

laurentPolynomial オブジェクト

ローラン行列の行列式。laurentPolynomial オブジェクトとして返されます。

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2021b で導入

参考

関数

• inverse

オブジェクト

• laurentMatrix | laurentPolynomial