XCP UDP Bypass

関数呼び出し出力端子を Function-Call Subsystem に接続する

ライブラリ:
Vehicle Network Toolbox / XCP Communication / UDP
Simulink Real-Time / XCP / UDP

説明

XCP UDP Bypass ブロックは、関数呼び出し出力端子を、1 つのデータ取得リストを含む Function-Call Subsystem に接続します。ブロックは、下流のデータ取得リストに新しいデータが利用可能になったときに関数呼び出しを発行します。

下流の Function-Call Subsystem をバイパスタスクとして考えてみましょう。

Simulink^® Real-Time™ では、バイパスタスクは割り当てられたタスク優先度で非同期的に実行されます。

Simulink では、ブロックは割り当てられたサンプルレートで定期的にデータ取得データをチェックし、それに応じてバイパスタスクを実行します。

関数呼び出し出力端子を、1 つのデータ取得リストを含む Function-Call Subsystem に接続します。

QNX Neutrino スケジューラのタスクの優先度を選択します。

サンプル時間を選択します。詳細については、サブシステム内のサンプル時間 (Simulink)を参照してください。

XCP 通信ブロックは、ホストコンピューターまたは Simulink Real-Time ターゲットでのみ実行される、デプロイメントの移植性が制限されたコード生成をサポートします。

コード生成には、コード生成ターゲットと互換性のある C++ コンパイラが必要です。詳細については、サポートされるコンパイラを参照してください。

R2020b で導入