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Vehicle Network Toolbox Simulink ブロック

このセクションでは、Vehicle Network Toolbox™ CAN Communication ブロック ライブラリの使用方法について説明します。ライブラリには次のブロックが含まれています:

• CAN Configuration — CAN デバイスの設定を構成します。

• CAN Log — メッセージをファイルに記録します。

• CAN Pack — 信号を CAN メッセージにパックします。

• CAN Receive — CAN バスから CAN メッセージを受信します。

• CAN Replay — 記録されたメッセージを CAN バスまたは出力ポートに再生します。

• CAN Transmit — CAN メッセージを CAN バスに送信します。

• CAN Unpack — CAN メッセージから信号をアンパックします。

CAN FD Communication ブロック ライブラリには、CAN FD プロトコル用の同様のブロックが含まれています。

Vehicle Network Toolbox ブロック ライブラリは、CAN ネットワーク上のメッセージ トラフィックをシミュレートするツールであり、CAN バスを使用してメッセージを送受信するためのツールでもあります。ブロック ライブラリのブロックを他の Simulink^® ライブラリのブロックと組み合わせて使用することで、洗練されたモデルを作成できます。

Vehicle Network Toolbox ブロック ライブラリを使用するには、動的システムをシミュレートするためのツールである Simulink が必要です。Simulink はモデル定義環境です。Simulink ブロックを使用して、システムまたはアプリケーションの計算を表すブロック ダイアグラムを作成します。Simulink はモデル シミュレーション環境でもあります。ブロック ダイアグラムを実行して、システムの動作を確認します。Simulink を初めて使用する場合は、その機能をよりよく理解するために Simulink 入門 (Simulink) を参照してください。

Vehicle Network Toolbox ブロック ライブラリ内のブロックの詳細については、Simulinkでのコミュニケーション を参照してください。