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mdfオブジェクトコードの移行

mdf オブジェクトとその関数は推奨されなくなったため、次の一般的なタスクに示すように、コードを更新して MDF ファイルに直接アクセスする必要があります。

メタデータの読み取り

タスクオブジェクトの機能代替方法

メタデータから初期タイムスタンプを取得する。

 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
initTime = mdfObj.InitialTimestamp;
 
info = mdfInfo("MyFile.MF4");
initTime = info.InitialTimestamp;

ファイル内のすべてのチャネル グループのメタデータを取得する。

 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
chanGrpInfo = mdfObj.ChannelGroup;
 
chanGrpInfo = mdfChannelGroupInfo("MyFile.MF4");
チャネル グループ 2 内のすべてのチャネルのメタデータを取得する。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
chanInfo = mdfObj.ChannelGroup(2).Channel;
 
chanInfo = mdfChannelInfo("MyFile.MF4", GroupNumber=2);
ファイル内のすべてのチャネルに関するメタデータを取得する。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
chanInfo = channelList(mdfObj);
 
chanInfo = mdfChannelInfo("MyFile.MF4");
特定のチャネルに関するメタデータを取得する。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
chanInfo = channelList(mdfObj, "XYZ", ExactMatch=true);

chanInfo = mdfChannelInfo("MyFile.MF4", Channel="XYZ");
部分的に一致したチャネルに関するメタデータを取得する。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
chanInfo = channelList(mdfObj, "XYZ");
 
chanInfo = mdfChannelInfo("MyFile.MF4", Channel="*XYZ*");

データの読み取り

タスクオブジェクトの機能代替方法
ファイルからすべてのデータを読み取る。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
data = read(mdfObj);

data = mdfRead("MyFile.MF4");
チャネル グループ 2 内のすべてのデータを読み取る。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
data = read(mdfObj, 2);
 
data = mdfRead("MyFile.MF4", GroupNumber=2);
チャネル グループ 2 のチャネル chan1 と chan2 のデータを読み取る。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
data = read(mdfObj, 2, ["chan1","chan2"]);
 
data = mdfRead("MyFile.MF4", GroupNumber=2, Channels=["chan1","chan2"]);
5～10秒の範囲でデータを読み取る。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
data = read(mdfObj, 2, ["chan1","chan2"], seconds(5), seconds(10));
 
data = mdfRead("MyFile.MF4", GroupNumber=2, ...
           Channels=["chan1","chan2"], TimeRange=seconds([5,10]));
インデックス範囲 50 ～ 100 のデータを読み取る。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
data = read(mdfObj, 2, ["chan1","chan2"], 50, 100);
 
data = mdfRead("MyFile.MF4", GroupNumber=2, ...
           Channels=["chan1","chan2"], IndexRange=[50,100]);
データをベクトルまたは時系列として読み取る。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
data = read(mdfObj, OutputFormat="vector");

直接同等のものはありません。サポートされている出力は timetable のみです。返された timetable の各列 (変数) をベクトルまたは時系列として読み取ります。timetableを参照してください。

数値から数値への変換式のみを適用してデータを読み取る。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
data = read(mdfObj, Conversion="numeric");

直接同等のものはありません。特定のチャネル要件に応じて、物理データ (値から値への変換) または生データ (値からテキスト、テキストから値、テキストからテキストへの変換) を読み取ることができます。

data = mdfRead("MyFile.MF4", Channels=physChans, ReadRaw=false); % Default
data = mdfRead("MyFile.MF4", Channels=rawChans, ReadRaw=true);

MDF ファイルから物理データと生データを読み取るを参照してください。

添付ファイルを保存

タスクオブジェクトの機能代替方法
MDF ファイルの添付ファイルを保存する。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
saveAttachment(mdfObj, "MyDB.dbc");
 
mdfSaveAttachment("MyFile.MF4", Attachment="MyDB.dbc");
添付ファイルを指定されたフォルダーに保存する。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
saveAttachment(mdfObj, "MyDB.dbc", "C:\MyDB.dbc");
 
mdfSaveAttachment("MyFile.MF4", Attachment="MyDB.dbc", OutputFolder="C:\");
添付ファイルを新しい名前で保存する。 
mdfObj = mdf("MyFile.MF4");
saveAttachment(mdfObj, "MyDB.dbc", "RenamedDB.dbc");

直接同等のものはありません。添付ファイルを保存し、ファイルの名前を変更します。

参考

関数