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extractRecent

メッセージの配列から最新のCANメッセージを選択する

構文

extracted = extractRecent(message)

extracted = extractRecent(message,messagename)

extracted = extractRecent(message,id,extended)

説明

extracted = extractRecent(message) は、指定された配列 message を解析し、配列内で見つかった各一意の CAN メッセージの最新のインスタンスを返します。

extracted = extractRecent(message,messagename) は指定されたメッセージの配列を解析し、指定されたメッセージ名に一致する最新のインスタンスを返します。

extracted = extractRecent(message,id,extended) は、指定された配列 message を解析し、指定された ID 値とタイプに一致するメッセージの最新のインスタンスを返します。

例

最近のメッセージを抽出する

それぞれの名前の最新のメッセージを抽出します。

msgOut = extractRecent(msgs);

特定の名前の最近のメッセージを抽出します。

msgOut1 = extractRecent(msgs,'DoorControlMsg');
msgOut2 = extractRecent(msgs,{'DoorControlMsg' 'WindowControlMsg'});

ID が 200 および 5000 の最近のメッセージを抽出します。5000 には拡張スタイル ID が必要であることに注意してください。

msgOut = extractRecent(msgs,[200 5000],[false true]);

入力引数

message — 解析するCANメッセージ

CANメッセージオブジェクトの配列

解析する CAN メッセージ。CAN メッセージ オブジェクトの配列として指定されます。これは最近のメッセージを抽出するコレクションです。

messagename — 抽出するメッセージの名前

文字ベクトル | string | cell

抽出するメッセージの名前。これらの型をサポートする文字ベクトル、文字列、または配列として指定します。

例: 'DoorControlMsg'

データ型: char | string | cell

id — 抽出するメッセージのID

数値またはベクトル

抽出するメッセージの ID。数値またはベクトルとして指定します。この引数を使用するには、extended 引数も指定する必要があります。

例: [200 400]

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

extended — 拡張IDタイプの表示

true | false

拡張 ID タイプを示します。論理 true または false として指定されます。ID タイプが拡張の場合は値 true を使用し、標準の場合は値 false を使用します。メッセージ ID を指定する場合、この引数は必須です。

メッセージ ID が数値ベクトルの場合、extended に同じ長さの論理ベクトルを使用します。たとえば、id と extended を [250 5000],[false true] として指定すると、extractAll は message 配列内にある CAN メッセージ 250 と 5000 のすべてのインスタンスを返します。

例: true

データ型: logical

出力引数

extracted — 抽出されたCANメッセージ

CANメッセージの配列

抽出された CAN メッセージは、CAN メッセージ オブジェクトの配列として返されます。これらは検索条件に一致する最新のメッセージです。

バージョン履歴

R2009a で導入

参考

関数

• extractAll | extractTime