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イメージからのインターレース効果の除去
この例は、Deinterlacing
ブロックを使用して、イメージからインターレース効果を除去する方法を示しています。
モデル例
MATLAB コマンド プロンプトで関数 open
を呼び出してモデルを開きます。Simulink ファイルの名前を指定して開きます。
open('blk_deinterlace.slx');
モデルは、Image
From
File
ブロックを使用して、指定されたファイルの場所からインターレース イメージを読み取ります。Deinterlacing
ブロックの Method
パラメーターは Linear
interpolation
に設定されています。そのため、モデルは、線形内挿の手法を使用して、入力でのインターレース イメージをデインターレース イメージに変換します。固定小数点パラメーターとデータ型は既定値に設定されています。モデルは、Video
viewer
ブロックを使用して、入力のインターレース イメージと出力のデインターレース イメージを表示します。
モデルの実行
モデルをシミュレートし、結果を表示します。
sim('blk_deinterlace.slx');
インターレース イメージには、イメージの上部と下部の間の時間的な遅れの結果であるギザギザの線があります。Deinterlacing
ブロックによりギザギザの線を取り除くと、出力イメージに目立った不自然さはなくなります。