MATLAB ワークスペースへのイメージのエクスポート
このモデルは、Video
To
Workspace
ブロックを使用して、Simulink から MATLAB ワークスペースにイメージをエクスポートする方法を示しています。
モデル例
このモデルは、入力としてカラー イメージを受け取り、それをグレー スケール イメージに変換し、変換されたイメージを MATLAB ワークスペースにエクスポートします。
modelname='ex_blkvideotoworkspace.slx';
open_system(modelname);
元のイメージをグレー スケールに変換するには、Color
Space
Conversion
ブロックの Conversion
パラメーターを R'G'B
to
intensity
に設定します。元のイメージのサイズは 384 x 512 x 3 で、Color
Space
Conversion
ブロックから出力されるグレー スケール イメージのサイズは 384 x 512 です。
Video
To
Workspace
ブロックを使用して、変換されたイメージを ConvertedImage
という名前の変数として MATLAB ワークスペースにエクスポートします。Video
Viewer
ブロックを使用して元のイメージを表示できます。
結果のシミュレーションと表示
sim(modelname);
Video
To
Workspace
ブロックは、変換されたイメージを 2 つの同一のフレームをもつビデオとしてエクスポートします。サイズは 384 x 512 x 2 になります。関数 imshow
を使用して、ビデオの最初のフレームを表示します。
imshow(ConvertedImage(:,:,1))