2 つの行列間の相関の計算
この例は、2-D XCORR ブロックを使用して、2 つの行列間の相関を計算する方法を示しています。
モデル例
Simulink® モデルを開きます。
open_system('ex_blkxcorr.slx');

モデルは、5 行 5 列と 3 行 3 列の行列の入力で構成されます。ゼロパディングなしで計算された相関値を返すには、出力サイズ パラメーターを Valid に設定します。正規化された出力パラメーターを有効にすることにより、出力相関値の範囲を [0 1] に設定します。
結果のシミュレーションと表示
モデルを実行し、出力値を表示します。モデルの出力は、相関係数の配列です。相関値は、選択したウィンドウ内における入力行列の値の間の類似性を示します。両方の入力行列がウィンドウ内で同様の値を持っている場合、相関係数は高くなります (1)。
A = sim('ex_blkxcorr.slx');
disp(A.xcorr);
0.6000 0.4472 0.6000
0.6000 1.0000 0.6761
0.2582 0.4472 0.7303