イメージに対する水平方向せん断変換の適用

この例では次を使用します。

スクリプトを開く

イメージを MATLAB® ワークスペースに読み取ります。

I = imread('peppers.png');

入力イメージを表示します。

figure
imshow(I)
title('Input Image')

Simulink® モデルを開きます。

modelname = 'ex_shearblkwarp.slx';
open_system(modelname)

モデルは、Image From Workspaceブロックを使用して、ワークスペースから入力イメージを読み取ります。水平方向せん断変換を適用するには、TForm 入力端子を使用して、入力で変換行列を指定しなければなりません。

次にモデルは、以下のパラメーター値に設定した Warp ブロックを使用して、イメージを水平方向にせん断します。

  • 変換行列ソース - Input port。これにより、TForm 入力端子が有効になります。Constant ブロックを使用し、水平方向せん断変換行列の値を $\left\lbrack \begin{array}{ccc}1 & 0 & 0\\0.5 & 1 & 0\\0 & 0 & 1\end{array}\right\rbrack$ として指定します。

  • 内挿法 - Bilinear

  • 背景の塗りつぶしの値 - 0

  • 出力イメージの位置ソース - Custom

  • 出力イメージの位置ベクトル [x y width height] - [-20 -20 740 430]

モデルを実行し、Video Viewerブロックを使用して、変換後に出力されたイメージを表示します。

sim(modelname);