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データの単純移動平均の可視化
この例では、株価の単純移動平均を経時的に計算して、結果を可視化する方法を説明します。
メモ
この例を実行するには、Financial Toolbox を使用するライセンスの与えられた MathWorks アカウントにログインしていなければなりません。
データの読み取り
ThingSpeak™ のチャネル 148933 には、遅延した金融データが含まれています。データは 1 分ごとに収集されます。Field 1、2、3、および 4 には、それぞれ最新値、高値、安値、および出来高が含まれています。
関数 thingSpeakRead
を使用して、特定の日 (たとえば、2016 年 8 月 29 日) のデータをチャネル 148933 から読み取ります。
data = thingSpeakRead(148933,'DateRange',[datetime(2016,08,29,10,0,0),datetime(2016,08,29,16,30,0)],'Fields',1,... 'outputFormat','table');
単純移動平均の計算
単純移動平均を計算するには、関数 tsmovavg
を使用します。lag を 10 に設定します。これは、移動平均を取る時間枠のサイズまたは期間数を示します。
lag = 10;
simple = tsmovavg(data.Last,'s',lag,1);
移動平均のプロット
株価の値の経時的な単純移動平均の計算値をプロットします。
plot(data.Timestamps,data.Last,... data.Timestamps,simple); datetick; legend('Last Price','Simple'); xlabel('Hour of the day'); ylabel('Last stock price'); title('Last Price & Moving Averages');
このプロットは、一日にわたっての株価の移動平均を示しています。
参考
関数
thingSpeakRead
|tsmovavg
(Financial Toolbox)