ezpolar

(非推奨) 極座標プロッター

ezpolar は推奨されません。代わりに fpolarplot を使用してください。

構文

ezpolar(f)

ezpolar(f, [a b])

説明

ezpolar(f) は、既定の領域 0 < θ < 2π で極座標曲線 r = f(θ) をプロットします。

ezpolar(f, [a b]) は、領域 a < θ < b で f をプロットします。

例

シンボリック式の極座標プロット

領域 $$0<t<2\pi$$ で関数 $$r(t)=1+\cos (t)$$ の極座標プロットを作成します。

syms t
ezpolar(1 + cos(t))

入力引数

f — 入力

シンボリック関数 | シンボリック式

入力。シンボリックな関数または式として指定します。

[a b] — プロット角度

ベクトル | シンボリック ベクトル

プロット角度。ベクトル、またはシンボリック ベクトルとして指定します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

R2024a: 非推奨

関数 ezpolar は推奨されません。ただし、関数を削除する予定はありません。極座標におけるシンボリック式または関数をプロットするには、代わりに fpolarplot を使用してください。

関数 fpolarplot は ezpolar に比べて以下の利点があります。

• ezpolar とは異なり、fpolarplot はより正確な関数プロットのために、必要に応じて追加の評価点を使用します。

• fpolarplot を使用すると、引数を指定してライン スタイル、マーカー記号、色をカスタマイズできます。

• fpolarplot は PolarAxes オブジェクトを使用しますが、これは PolarAxes のプロパティ を設定してカスタマイズできます。たとえば、角度の値の範囲を変更したり、角度をラジアン単位で表示するか度単位で表示するかを選択したりできます。

以下の表に、ezpolar のいくつかの一般的な使用方法と、コードを更新して代わりに fpolarplot を使用する方法を示します。ezpolar のようにプロットした式や関数を表示するには、関数 title を使用します。

非推奨	推奨
syms t ezpolar(1 + cos(t))	syms t fpolarplot(1 + cos(t)) title("r = 1 + cos(t)")
syms t ezpolar(cos(t),[0 pi/4])	syms t fpolarplot(cos(t),[0 pi/4]) title("r = cos(t)")