resume
アンサンブル分類モデルの学習の再開
説明
例
アンサンブル分類に 3 サイクル学習をさせ、アンサンブルにさらに数サイクル学習をさせた後で再代入誤差を比較します。
ionosphere データ セットを読み込みます。
load ionosphereアンサンブル分類に 3 サイクル学習をさせ、再代入誤差を調べます。
ens = fitcensemble(X,Y,Method="GentleBoost",NumLearningCycles=3);
L = resubLoss(ens)L = 0.0085
さらに 3 サイクル学習をさせ、新しい再代入誤差を調べます。
ens1 = resume(ens,3); L = resubLoss(ens1)
L = 0
新しいアンサンブルでは、元のアンサンブルより再代入誤差がはるかに小さくなっています。
入力引数
アンサンブル分類モデル。fitcensemble で学習させた ClassificationEnsemble または ClassificationBaggedEnsemble モデル オブジェクトとして指定します。
メモ
ens が fitcensemble に Method="Subspace" と NumLearningCycles="AllPredictorCombinations" のオプションを設定して学習させたモデルの場合、学習は再開できません。
ens の追加学習サイクル数。正の整数として指定します。
データ型: double | single
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name を引用符で囲みます。
例: resume(ens,10,NPrint=5,Options=statset(UseParallel=true)) は、ens の学習を追加で 10 サイクル行い、resume で 5 個の弱学習器の学習が完了するたびにコマンド ラインにメッセージを表示し、計算を並列に実行するように指定します。
出力頻度。正の整数 m または "off" として指定します。resume は、m 個の弱学習器の学習が完了するたびにコマンド ラインにメッセージを表示します。"off" を指定した場合、resume で弱学習器の学習が完了してもメッセージは表示されません。
ヒント
分類の Method が "AdaBoostM1"、"AdaBoostM2"、"GentleBoost"、または "LogitBoost" の場合に一部のブースティングされた決定木の学習を最速にするには、NPrint を "off" (既定値) に設定します。
例: NPrint=5
データ型: single | double | char | string
並列計算と乱数ストリーム設定のオプション。構造体として指定します。statset を使用して Options 構造体を作成します。
メモ
並列計算を行うには、Parallel Computing Toolbox™ が必要です。
resume では元の学習に使用したものと同じ並列オプションを使用できます。必要に応じて、引数 Options を使用して並列オプションを変更します。次の表に、オプションのフィールドとその値を示します。
| フィールド名 | 値 | 既定の設定 |
|---|---|---|
UseParallel | 並列計算する場合は、この値を | false |
UseSubstreams | 再現可能な方法で計算を実行する場合は、この値を 再現性のある計算を行うには、 | false |
Streams | RandStream オブジェクトまたはそのようなオブジェクトの cell 配列としてこの値を指定します。UseParallel の値が true でなく、UseSubstreams の値も false でない場合、単一オブジェクトを使用します。この場合は、並列プールと同じサイズの cell 配列を使用します。 | Streams を指定しないと、resume には既定のストリームが使用されます。 |
デュアルコア以上のシステムの場合、resume では Intel® スレッディング ビルディング ブロック (TBB) を使用して学習を並列化します。したがって、UseParallel オプションを true に設定しても、単一のコンピューターではそれほど大きな速度の向上は得られないことがあります。Intel TBB の詳細については、https://www.intel.com/content/www/us/en/developer/tools/oneapi/onetbb.htmlを参照してください。
例: Options=statset(UseParallel=true)
データ型: struct
拡張機能
resume は、名前と値の引数 'Options' を使用した並列学習をサポートします。オプションは、options = statset('UseParallel',true) のように、statset を使用して作成します。並列アンサンブル学習では、名前と値の引数 'Method' を 'Bag' に設定する必要があります。並列学習は 'Bag' の既定のタイプである木学習器にのみ使用できます。
この関数は、GPU 配列を完全にサポートします。詳細は、GPU での MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
バージョン履歴
R2011a で導入
MATLAB Command
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