Main Content

このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。

type

Stateflow データ オブジェクトの型

説明

type(data_name) は、Stateflow® データ オブジェクトの型を返します。type 演算子を使用して、他のデータ オブジェクトから Stateflow データ オブジェクトの型を派生させます。

C をアクション言語として使用するチャートでは、cast 演算で明示的な型の代わりにこの戻り値を使用して、式の値を別のデータ オブジェクトと同じ型に変換することもできます。

ヒント

MATLAB® をアクション言語として使用するチャートでは、キーワード "like" を指定して関数 cast を呼び出すことにより、式の値を別のデータ オブジェクトと同じ型に変換できます。詳細については、他のデータに基づいた型のキャストを参照してください。

すべて展開する

sf_bus_demo を開きます。

openExample("stateflow/InterfaceSimulinkBusSignalsIntegrateCustomCCodeExample")

プロパティ インスペクターまたはモデル エクスプローラーで、入力構造体 inbus のデータ型を使用して、ローカル構造体 counterbus_struct のデータ型を定義します。

type(inbus)

Model Explorer showing the specification for the data object counterbus_struct.

inbus の型は Simulink.Bus オブジェクト COUNTERBUS から派生されるため、counterbus_struct のデータ型も COUNTERBUS から派生されます。

この例の詳細については、Stateflow チャートのカスタム構造体の統合を参照してください。

C をアクション言語として使用するチャートで、式 x+3 をデータ z と同じ型にキャストし、その値を y に代入します。

y = cast(x+3,type(z));

Stateflow chart that uses the type operator.

入力引数

すべて展開する

データ名。Stateflow データ オブジェクトの名前として指定します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入