insertAfter

Stateflow チャートでの部分文字列の後への string の挿入

R2021b 以降

構文

newStr = insertAfter(str,subStr,new)

newStr = insertAfter(str,pos,new)

説明

newStr = insertAfter(str,subStr,new) は、string str 内の部分文字列 subStr の後に string new を挿入します。insertAfter は、subStr の各出現箇所の後に new を挿入します。

newStr = insertAfter(str,pos,new) は、str 内の文字の位置 pos の後に new を挿入します。

メモ

insertAfter 演算子は、C をアクション言語として使用する Stateflow^® チャートではサポートされません。

例

部分文字列の後へのテキストの挿入

テキストを挿入して、string "Hello there, world!" を作成します。

str = "Hello, world!";
newStr = insertAfter(str,"Hello"," there");

文字の位置の後へのテキストの挿入

テキストを挿入して、string "Hello there, world!" を作成します。

str = "Hello, world!";
newStr = insertAfter(str,5," there");

入力引数

str — 入力 string

string スカラー

入力 string。string スカラーとして指定します。リテラル文字列は二重引用符で囲みます。

例: "Hello"

substr — 部分文字列

string スカラー

部分文字列。string スカラーとして指定します。リテラル文字列は二重引用符で囲みます。

例: "Hello"

pos — 文字の位置

正の整数

文字の位置。正の整数として指定します。

new — 新しい部分文字列

string スカラー

新しい部分文字列。string スカラーとして指定します。リテラル文字列は二重引用符で囲みます。

例: "Hello"

制限

• この演算子は Stateflow の構造体フィールドまたはメッセージの使用をサポートしません。Stateflow での構造体の詳細については、バス信号へのアクセスを参照してください。

バージョン履歴

R2021b で導入

参考

insertBefore | extractAfter

トピック

• string を使用したテキスト情報の管理
• カスタム C コードとの string データの共有